調査会社Opensignalは4月23日、日本におけるモバイルネットワークのユーザー体験レポート(2025年4月分)を発表した。auが多くのカテゴリーで最高評価を獲得し、通信品質で国内トップに立ったことが明らかになった。
本調査では、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルを対象に、さまざまな視点で通信品質を検証。調査期間は2025年1月1日から3月31日までの90日間で、NTTドコモはahamoを含む全プランが、それ以外の各社はサブブランドを除いた各プランがチェック対象となっている。
調査結果に基づく各部門の1位と、キャリア別の1位獲得数は以下のとおり。
●各部門のトップ
■全体のエクスペリエンス
ビデオ・エクスペリエンス:au
ライブ・ビデオ・エクスペリエンス:au
ゲーム・エクスペリエンス:au
音声アプリ・エクスペリエンス:au
ダウンロード・スピード・エクスペリエンス:au
アップロード・スピード・エクスペリエンス:楽天モバイル
■5Gエクスペリエンス
5Gビデオ・エクスペリエンス:au
5Gライブ・ビデオ・エクスペリエンス:au
5Gゲーム・エクスペリエンス:au
5G音声アプリ・エクスペリエンス:au
5Gダウンロード・スピード:NTTドコモ
5Gアップロード・スピード:楽天モバイル
■カバレッジ
カバレッジ・エクスペリエンス:NTTドコモ
5Gカバレッジ・エクスペリエンス:NTTドコモ
利用率:NTTドコモ、au(共同受賞)
5G利用率:ソフトバンク
■一貫性
信頼性エクスペリエンス:au
●キャリア別1位獲得数(同点1位を含む)
au:11部門
NTTドコモ:4部門
楽天モバイル:2部門
ソフトバンク:1部門
auはビデオ・エクスペリエンスなど10部門で単独1位を獲得したほか、利用率に関してもNTTドコモと同点1位となっており、1位獲得数ではほかの3社に圧倒的な差をつける結果となった。特に信頼性・エクスペリエンスは1000点満点中951点で、前回の調査から2回連続で首位に輝いている。
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