総務省は4月11日、大阪・関西万博にあわせて、スーパーコンピューター「富岳」を活用した高精度な気象予測情報を提供すると発表した。
本取組は、豪雨の卵の早期発見が可能な次世代型気象レーダー(MP-PAWR)の観測データを富岳へ送り、30分先の雨雲の状態等を予測するシステムを構築。スマートフォン向けの無料アプリ「3D雨雲ウォッチ」を通じて、予測結果に基づく雨雲の3D描画や、豪雨予測のプッシュ通知といった機能を万博の来場者や関係者向けに提供するというもの。
同省によると、2台のMP-PAWRの観測データを同化したリアルタイムの豪雨予測に関しては、今回が世界初の実証になるという。
サービスの提供期間は、8月5日から8月31日までの27日間。期間中、万博へ出かけるなら、「3D雨雲ウォッチ」のアプリをインストールしておくとよさそうだ。













