ナビタイムジャパンは4月7日、総合ナビゲーションアプリ『NAVITIME』と乗換案内アプリ『乗換NAVITIME』でバリアフリー情報を拡充、東京全駅のエレベーター情報を考慮したことにより、階段を避けたルート検索が可能になったと公表した。『乗換NAVITIME』では東京都内の一部路線で車椅子やベビーカー優先スペース対応車両位置の表示機能も追加した。
バリアフリー情報の拡充で快適な移動をサポート
今回のアップデートでは、『NAVITIME』と『乗換NAVITIME』において、東京都内全660駅のエレベーター情報を独自に整備した。これにより、利用者は「エレベーター優先」ルートを選択することで、階段を避けてエレベーターを利用する乗換ルートが提案される。さらに、『NAVITIME』では地上出入り口から駅構内までをつなぐエレベーターも考慮した徒歩ルート検索が可能になった。
また、『乗換NAVITIME』では、車椅子やベビーカー向けの優先スペースがある車両位置を図で確認できる機能を追加した。これにより、何号車のどこで列車を待てば良いかを事前に把握できる。この機能はまずJR山手線、東京メトロ銀座線と丸ノ内線の全路線に対応している。
ナビタイムジャパンは、「階段を避けるルートが知りたい」「車椅子やベビーカーの優先スペースのある車両がどこにあるのか知りたい」といったユーザーの声に応える形で、今回の機能拡充を実施した。同社は今後も対応エリアや路線の拡大、車両設備情報の充実を進めることで、安快適で安心な移動をサポートできるようサービスの向上に努めるとしている。















