フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは3月21日、メルカリおよびメルカリShopにおいてペダル付き電動バイクの出品および販売を禁止する方針を公表した。
パーソナルモビリティ安全利用官民協議会による「ペダル付き電動バイクの販売等におけるガイドライン」の改定に伴い、これらの商品が法令上の取り扱いにおいて適切な取引を実施することが困難であると判断したため、2025年4月21日より対象商品の出品を削除するとしている。
■削除対象となる商品
・ペダル付き電動バイク、ペダル付き原動機付自転車、フル電動自転車、電動モペット
※電動式が削除対象
ペダル付き電動バイクとは、原動機と足こぎペダルを備えた車両で、外観は自転車に似ているものの、原動機のみで走行可能な点が特徴だ。この種の車両は一般的な原付以上の扱いとなり、公道を走行するには運転免許証やナンバープレート、自賠責保険などが必要となる。また、ヘルメットの着用や車両基準への適合も求められる。
一方で、法定のアシスト比率を超えない「電動アシスト自転車」については引き続き出品や販売が可能としている。
なお、該当商品の出品者には、自身で商品を取り下げるよう求めており、4月21日以降も削除されていない場合は順次事務局側で対応するとしている。メルカリは「お客様に安心・安全にサービスをご利用いただくため」として理解と協力を呼びかけている。















