ファーウェイ通信 第239回
気軽に着けられるサイズと価格、最長14日間の動作や充実の睡眠モニタリングなどが特長
人気スマートバンドがさらに魅力的に進化! ファーウェイ「HUAWEI Band 10」レビュー
2025年03月28日 12時00分更新
睡眠のモニタリング&分析機能が進化!
ヘルスケアデータを総合的にモニタリングできる
HUAWEI Band 10を使う人が最も気になるであろうヘルスケア機能についてより詳しく見ていこう。
ウェアラブル端末の定番機能の睡眠モニタリングでは、入眠/覚醒のタイミングや睡眠の質、睡眠時間などを記録し、それらのデータをもとに算出した睡眠スコアやアドバイスを表示してくれる。
昼寝などの短い睡眠であっても正確に記録してくれるが、実際に筆者が使ってみても表示された睡眠時間やスコアと、自分の体感(「今朝はぐっすりと寝られたなー」といった感覚)もほぼ一致しているなど、実際に使ってみるとその精度の高さに驚かされるほどだ。
ファーウェイ製ウェアラブル端末の睡眠モニタリングでは、これまでも睡眠時の「心拍数」「呼吸数」「血中酸素レベル」といった生理的指標を利用していたが、HUAWEI Band 10からは新たな指標も導入された。
それが、睡眠時の「心拍変動(HRV)」。連続する心臓の鼓動間の時間間隔の変化量を表わすもので、この変化を見ることで、ストレスのレベルやリラックス状態などが推定できるのだという。
また、「睡眠中呼吸乱れ検知」機能も搭載されている。これは睡眠中にイビキをかいていて急に止まるといったような、無呼吸状態を検知してくれるもの。医療目的では利用できないものの、睡眠時無呼吸症候群のリスクに気づくきっかけになる。なにぶん寝ている間のことなので、周りは心配していても肝心の本人は全然わかっていないということが少なくないのだ。
睡眠の分析機能については、起床時の身体活動やストレス、睡眠時の生理的指標などを分析に関連付けることで、精度のグレードアップが図られたという。分析結果やそれに基づくアドバイスは、起床時にHUAWEI Band 10の画面で確認できるほか、HUAWEI Healthアプリでも詳細をチェック可能。
なお、HUAWEI Band 10では、今回睡眠をテーマにした文字盤も用意されている。睡眠スコア80以上だとグリーン、60以上80未満だとブルーといった具合にテーマカラーが変化するもので、常に自分の睡眠のコンディションに気を配っているような人にオススメ。また、就寝時は画面表示をスリープモードにしておける。画面表示で睡眠を妨げられる可能性が減らせるはずだ。
睡眠以外のヘルスケア機能では、「情緒」のモニタリング機能が加わった。ユーザーの状態を「快適」「普通」「不快」の3段階で表示してくれるもので、自分自身の心の状態を把握し安定させることに役立つ。もし「不快」が続いた場合には、その解消につながる呼吸エクササイズが提案される。
このほか、心拍数や血中酸素レベル、ストレス、月経周期などの指標で24時間モニタリングにももちろん対応している。

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