春休み&夏休みにマレーシアに行かれる方はぜひどうぞ
クアラルンプール旅行ガイド2025年版:マレーシアのアキバと美味しい料理を逃すな!!
2025年03月15日 10時00分更新
ファーウェイのグローバル発表会で2025年2月にマレーシアのクアラルンプールに滞在したので、現地情報をお伝えします。
マレーシア観光といえば、ペナンやランカウイのアイランドリゾートや、古都マラッカですが、クアラルンプールも楽しいポイントがあります。ショッピングモール情報、現地のアキバ情報、食べ物情報、トラベル情報の順に出てきます。。
Huaweiストアには魅力的なPCもありました
☆「Pavilion Kuala Lumpur」
クアラルンプールの中心地「Bukit Bintang」や、中央駅「KL Sentral」には複数のショッピングモールがあり、そこにはスマホメーカーのショップがあります。
ファーウェイのストアには、3つ折りスマホにタブレット、スマートウォッチにノートPCまで揃っているので、どこでも、たっぷり楽しめます。
Bukit Bintangのショッピングモールで一番巨大なのが、「Pavilion Kuala Lumpur」で、広すぎて、専用アプリには道案内機能まであります。今回の3つ折りスマホのグローバル発表に合わせて、ファーウェイがPavilionの中央に豪華な特設展示場をしつらえていました。
ファーウェイのスマホは日本では発売されていませんが、スマートウォッチやリストバンド、イヤホンは日本と同じものがクアラルンプールでも売られています。
気になったのがノートPCで、なかでもフラッグシップの「MateBook X Pro」は薄型、軽量で買いそうになりました。ちなみに、マレーシアで売っているノートPCは、Apple系もWindows系も、キーボードはUS配列で、特殊文字もないので、すなおに使えそうです。
「MateBook X Pro Core Ultra Premium Edition」は、CoreUltra 9 185Hに最高で32GBメモリー、2TBSSDと満載可能。ディスプレーは14.2インチのOLEDで3120×2080ドットという、魅惑の3:2比率で、120Hzの1000ニトとまさにお好みです。
インターフェースはTB4×2にType-C、キーボードはストローク1.5mm、広大なタッチパッド、指紋センサー内蔵電源ボタン、スピーカー6台にマイク4台内蔵。バッテリーは70Whも内蔵で、サイズは310×222×13.5mmで980gです。
お値段はUltra 9に32GB+2TBで1万1000RMなので、約38万円となかなかのお値段ですが、日本でもぜひ展開していただきたい逸品でした。
「Pavilion Kuala Lumpur」には、ブランド品からスーパーマーケット、各スマホメーカーのストア、レストランも高級からフードコートまで揃っています。外が暑くて休みたい時、夕立でカミナリがなった時に歩き回るにはいい場所ですね。
KLの秋葉原:スマホもパソコンもカメラも集結!
☆「Plaza Low Yat」
「マレーシア最大のIT Lifestyle Mall」と謳うのが、「Plaza Low Yat」です。Bukit Bintangの交差点から徒歩10分くらいでしょう。地下1階、地上6階にびっしりお店が並んでいます。旅行者がフツーに行きやすい、クアラルンプールの秋葉原といえるモールです。
こちら、台北や香港、バンコクなどアジアの都会によくある、小売店がごっちゃりと詰まったモールで、ほとんどのPCメーカーとスマホメーカー、カメラメーカーの名前を冠した小売店が並びますが、その大多数がメーカー直営ではなく、販売代理店のお店です。看板のメーカーの製品だけ置いている店から、各社の製品を並べている店、さらにヨドバシ的な全部そろってます的なお店もありました。
スマホやPCでは中古品専門店や、修理専門、修理用パーツ専門などのお店も並んでいます。マウスを忘れたとか、延長コンセントが欲しいとか、AC変換器具など、IT関連で困ったら、このビルに来ればいいでしょう。
庶民派ショッピングモール
☆「Lot 10」
Bukit Bintangの交差点にある「Lot 10」はとても目立つモールで、MetaParkというゲーセンや、日本の伊勢丹、ドンドンドンキも入っています。
また、地下のフードコートは「マレー料理の屋台村」的雰囲気で楽しいです。中華系が多いですが、海老ソバや福建麺の名店も入っています。屋台街より涼しい場所で、おいしい地元ご飯がいただけます。
マレーシアで食べたいご当地料理
☆「ナシ」と「ミー」を攻略せよ
マレーシアはマレー系とインド系、中国系のみなさんが暮らしており、料理はそれぞれの国の伝統料理に加え、MIXした料理も多く、楽しいです。
☆「ナシ・レマ (Nasi lemak)」
日本の定食が一皿に乗った感じで、幕の内弁当ともいえる、ごはんとおかずがいただける、マレーシアの国民食です。
ココナツミルクで炊いたご飯に、鶏肉のから揚げ、ゆで卵、きゅうり、イカのチリ炒め、ピーナッツ、小魚のフライ、チリソースのサンバルなどを添えて出てきます。「ナシ」はご飯のことで、レマは「ココナツミルク」です。
☆「ナシ・カンダール (Nasi kandar)」
ナシ・レマに似ていますが、ご飯にカレーがかかります。「カンダール」は天秤棒の意味で、天秤棒で担いで売り歩いてことから来ています。カレーソースがなかなか本格的で、おじさんはとても気に入りました。
☆「ナシ・ゴレン(Nasi goreng)」
ナシ=「ご飯」+ゴレン=「炒め(揚げ)」でチャーハンです。こちらも、お店によって、中華料理店のチャーハンだったり、マレーな味だったり、インドなスパイシーだったりしますので、メニューをきちんと解読して頼みましょう。
☆「ミー・ゴレン(Mee goreng)」
中華そばにエビや野菜を入れて炒め、魚醤 (ぎょしょう) やニンニクなどで味付けした焼きそばです。「ミー」は麺、「ゴレン」はナシゴレンと同じく「炒める(揚げる)」ですね。
タイでも「パッタイ」を食べ歩きましたが、灼熱下では汁ソバ系よりもさらっといただけて、なおかつ、美味しいです。これも、屋台やレストランによって、全く味が異なります。太麺で出てきたりして、楽しめます。
☆「ミー・ゴレン・ママク(Mee goreng mamak)」
インド系のミー・ゴレンで、鶏肉、エビ、野菜などと中華麺を炒めたものです。ピり辛味が気候的にもとても合っていて、途中から「ママク(mamak)」を探すようになりました。
「ママク(mamak)」は「インド系料理」を指すようで、これが付いた料理は、麺以外でもみんなスパイシーで美味しかったです。
タイと同じく、麺屋さんでは麺の種類の指定が求められることことがあります。「ミー(Mee)」は基本、黄色い中華麺ですね。
「マギー(Maggi)」や「インドミー(Indomie)」という文字が付いていたら、日本発祥のおなじみ即席麺が使われています。インスタントラーメンやカップ焼きそばの雰囲気で出てきます。
おなじみ「ビーフン(Bee Hoon/Bihun)」や、米粉のモチモチきし麵「クイティオ(Kway Teow/Kuey Teow)」もあり、メニュー解読が楽しいです。

中央のMamak GorengのMG2~MG7は麺の種類の違い、横方向のオプションは、AYAMが鶏、KAMBINGが羊、DAGINGが牛肉といったトッピングの種類になります。上のナシ・レマも3種類の肉が出てきてますね。チキンもビーフもほぼ同価格なのが面白いです。
☆「サテ (Satay)」
マレー風の焼き鳥で、鶏肉や牛肉を甘辛いタレに漬け込み、串に刺して炭火で焼いたものです。ピーナッツソースにつけて食べます。
☆「バクテー (Bak kut teh):肉骨茶」
豚肉のスペアリブを漢方薬やスパイスで煮込んだ料理。やはり専門店がオススメで、中華系のお店なので、中華料理もいっしょに頼めます。
☆「チキンライス (Chicken rice):海南雞飯」
茹でた鶏肉と、その茹で汁で炊いたご飯を一緒に盛り付けた料理で、チキンスープも付いてきます。店によってはローストチキンだったり、両方ありだったりします。
タイの「カオマンガイ」と似ていますが、マレーシアは少し塩分多めな味でした。やはり専門店が美味しいです。
☆「ホッケン・ミー (Hokkien mee):福建麺」
太麺の焼きそばで、豚肉やエビ、イカなどを加えて炒めたもの。濃いソースで味付けするのでかなり「黒い」ですが、味は見た目ほど濃くはありません。ホンモノ(?)はカリカリに揚げた豚脂が入っています。
屋台でローカルビールくださいというと「カールスバーグ(Carlsberg)」が出てきてデンマークかいとツッコミたくなりますが、1972年からマレーシアでライセンス醸造しており、国内シェア50%以上の国民的ビールだそうです。Tigerよりホップ感が強く、灼熱下とはいえ、こちらのほうが好みでした。
とはいえ、イスラム教の国ですから、アルコールは禁忌で、お値段もほかの物価に比べると高いです。豚肉もしかりですから、屋台には鳥、羊、牛肉はあっても豚肉料理はありません。中華系のお店で肉骨茶を頼めば出てきますが。。
おまけ旅行情報
☆Suicaは「Touch'n Go」、お支払いは「Grab pay」
クアラルンプール国際空港(KUL)は中心地から24km離れていています。中央駅のKLセントラル駅までは、特急のKLIAエクスプレスで30分、片道55RM(1900円)です(物価からすると高いですね)。クレジットカードのタッチで改札は通れます。
複数人の場合はタクシーや、Grabもありですね。タクシーは80RMだそうです。Grabは時間帯によってお値段が変わりますのでアプリでチェックしましょう。一番安いのはバスで、15RMだそうです。
クアラルンプールの市内は、高架鉄道(LRT)、モノレール、MRTなどの鉄道系があります。いずれも券売機でトークンを購入して切符代わりに使います。
何日間かクアラルンプールにいるなら、Suicaのような「タッチアンドゴー(Touch'n Go)」カードが便利です。ラッシュ時や観光地では券売機や精算に行列ができるので、スルーで出入りできるのは時短になります。駅のサービスカウンターやコンビニ、薬局などで購入・チャージができます。
KLIAエクスプレスでKLセントラル駅に到着するなら、駅横のショッピングモールにタッチアンドゴーのお店があるので、おススメです。期間限定のデザインカードもあるうえ、クレジットカードで購入とチャージができます。
駅が遠い場所には、Grabが便利です。アプリで呼び出すので、あらかじめ値段がわかり、行き先を説明する必要がなく、支払いのトラブルもありません。ただし、クアラルンプール全体が交通渋滞なので、ラッシュ時は価格が上がる上、時間もかかりますから注意しましょう。
Grabアプリの支払い機能Grab Payも使えました。Grab Payが使える店はクレジットカードもつかえることが多いですが、現地通貨量を気にする必要がないのは楽ですね。レジにあるQRコードを読み込んで金額を入力する式と、スマホにQRコードを表示して読み込んでもらう式があります。
タイではコンビニでのクレジットカード払いは最少額が設定されていて、水1本だけ買うときに困りましたが、マレーシアでは日本と同様、2RM(70円)でもクレジットカード払いができました。

こちらもマレーシア産のチョコレート「Beryl's」もおススメ土産です。空港の免税店には、アーモンド入りの「TIRAMISU」の大袋も売っていますのでバラマキにも便利。3種類の味がありますが大人には「Dark」がおススメ
