展覧会「abec/BUNBUN 20th Exhibition CHARACTERS」
SAO・ゆゆゆ・FGOなど、美しく可愛いイラスト回廊「abec/BUNBUN個展」を紹介!
2025年03月08日 10時00分更新
100冊以上のライトノベルが並ぶ
「Publications」エリア
最初に足を踏み入れたのは「Publications」エリア。ここにはabec/BUNBUN先生がイラストを担当した書籍がズラリと並び、その数なんと100冊以上! 展示は2004年10月刊行の「カレとカノジョと召喚魔法」(電撃文庫)からスタートし、最新作に至るまで、作品が時系列で展示されています。
「薔薇のマリア」(角川スニーカー文庫)「恋は暗黒。」(MF文庫J)など、数々の作品が目に飛び込んできます。電撃文庫や角川スニーカー文庫、MF文庫Jなど、複数のレーベルに渡って書籍を刊行していて、その活躍の幅広さに驚かされますね。本当にいろんな作品に関わってきたんだなぁ……と、イラスト担当作の多さにびっくりです。
アマチュア時代から商業デビューまでの歴史
「Chronicle」エリア
続いては「Chronicle」エリア。ここではイラストレーターとしての軌跡をたどることができます。アマチュア時代の創作活動から商業デビューまでの歴史が紹介されているので、業界の裏話に興味がある人は先生に関しての面白いエピソードが見られますよ。
名だたる作品のイラストを担当している先生にもアマチュア時代があり、最初は「お絵描きBBS」という電子掲示板に作品を投稿していたそうです。X(旧Twitter)も、pixivも、ブログもない時代。そんな高校時代から作品を投稿していたといいます。
特に驚いたのは、商業デビューのきっかけ。美少女ゲーム雑誌「テックジャイアン」の編集者が、当時高校生だったBUNBUN先生に声をかけたそうです。仕事経験の有無ではなく、純粋に「この人のイラストをもっと多くの人に見てほしい」という思いがきっかけだったとのこと。
といった感じで、年代記が見られるこのエリアは、先生のコアなファンにはたまらない情報が詰まっています!
さて次は、筆者が思わず「すっげぇ!」と感じたエリア。これより先は、ソードアート・オンライン、結城友奈は勇者である、スマホゲーム「Fate/Grand Order」(FGO)などの、小説の扉絵やゲームビジュアル、雑誌の表紙まで、さまざまな作品の展開で見られたイラストが並んでいます!




















