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MWC Barcelona 2025レポート 第22回

2億画素カメラやポルシェデザインの高級スマホも! HONORの最新機種をまとめてチェック

2025年03月06日 18時00分更新

文● ちえほん 編集●ASCII

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 スペインで開催中の「MWC Barcelona 2025」。中国のスマホメーカー「HONOR」のブースには、最新のスマートフォンやタブレットなどさまざまな製品が展示されていたので、まとめてチェックしていきましょう。

2億画素カメラ搭載のフラッグシップモデル「HONOR Magic7 Pro」

 HONORのフラッグシップモデル「HONOR Magic7 Pro」。価格は1299ユーロ~(約20万8000円)です。

 ディスプレーは約6.8型(有機EL)搭載、リフレッシュレートは1~120Hz駆動となっています。SoCには、高性能なSnapdragon 8 Eliteを搭載し、メモリーとストレージ容量は12GB+512GB、16GB+1TB構成から選択できます。

 本体サイズは約77.1×162.7×8.8mm、重さは約223g。大画面で重さはしっかりあります。

 背面上部に大きなカメラを搭載しており、グレーが特に美しく上質な印象を受けました。

 カメラは3眼構成です。5000万画素の広角、5000万画素の超広角、2億画素の望遠(光学3倍)。広角には、F1.4-F2.0の2段階可変絞りを備えています。

 バッテリーは、大容量の5270mAhを搭載。IP68・IP69防水防塵、最大100Wの急速充電、最大80Wのワイヤレス充電にも対応しています。

 シンプルに質感が高く、フラッグシップにふさわしい貫禄を感じる一台でした。

約29万円!ポルシェコラボの高級スマホ
「HONOR Magic7 RSR Porsche Design」

 ドイツの高級車メーカー「ポルシェ」のグループである「ポルシェデザイン」とのコラボモデル「HONOR Magic7 RSR Porsche Design」。価格は1799ユーロ(約29万円)です。

 ディスプレーは約6.8型(有機EL)搭載、リフレッシュレートは1~120Hz駆動となっています。SoCには、高性能なSnapdragon 8 Eliteを搭載し、メモリーとストレージ容量は24GB+1TB構成です。

 本体サイズは約162.7×77.1×8.8mm 、重さは約228g。こちらも大画面で重さはしっかりありますが、特別感や重厚感を感じます。

 背面はサラサラとしたマットな触り心地。スタイリッシュな六角形の巨大なカメラデザインは迫力があり、中央付近には「POSCHE DESIGN」と文字が刻み込まれているのがそそります。

 カメラは、3眼構成です。5000万画素の広角、5000万画素の超広角・2億画素の望遠(光学3倍)。広角には、F1.4とF2.0の2段階可変絞りを備えています。

 バッテリーは大容量の5850mAh搭載。IP68・IP69防水防塵、最大100Wの急速充電、最大80Wのワイヤレス充電にも対応しています。

 ポルシェコラボのスマホを手にとったのは初めてですが、明らかに他のスマホと質感、雰囲気が異なり、高級感が漂っていました。予算が無限にあるなら、ぜひとも、いや今すぐにでも購入したい1台です。

Snapdragon 8s Gen 3搭載のハイエンドモデル「HONOR 200 Pro」

 高性能チップセットSnapdragon 8s Gen 3搭載のハイエンドモデル「HONOR 200 Pro」。価格は599ユーロ(約9万6000円)です。

 約6.78型(有機EL)ディスプレーを搭載、リフレッシュレートは最大120Hz駆動となっています。SoCには、高性能なSnapdragon 8s Gen 3を搭載し、メモリーとストレージ容量は12GB+512GB構成です。

 本体サイズは約75.2×163.3×8.2mm、重さは約199g。大画面で重さはありますが、背面はカメラのデザイン含めまとまりがあり、とても美しく上品な印象です。

 個人的にはホワイトカラーがカメラ部分を囲っているシルバーと合っていて素敵だと思いました。カメラは、3眼構成です。5000万画素の広角、1200万画素の超広角/マクロ、5000万画素の望遠(光学2.5倍)。バッテリーは大容量の5200mAhを搭載。IP65防水防塵、最大100Wの急速充電、最大66Wのワイヤレス充電にも対応しています。

 スペインの建築家ガウディのカサ・ミラの形状にも一部インスピレーションを得ているとのことで、デザインの美しさが際立つ1台でした。

薄型軽量設計の折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」

 薄型軽量設計の折りたたみスマートフォン「HONOR Magic V3」。価格は1999ユーロ(約32万円)です。

 開くと約7.92型、折りたためば約6.43型のディスプレーを搭載し、どちらともリフレッシュレートは1~120Hz駆動となっています。

 折りたたみ時の厚さは約9.2mm、展開時は約4.35mmとかなり薄く、重さは約226gです(カラーによって若干異なる)。SoCにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、メモリーとストレージ容量は12GB+512GB構成です。

 背面には大きめのカメラが上部に搭載されています。筆者は、特に深みあるグリーンが気に入りました。

 カメラは3眼構成です。5000万画素の広角、4000万画素の超広角、5000万画素の望遠(光学3.5倍)。バッテリーは、大容量の5150mAh搭載。IPX8防水、最大66Wの急速充電、最大50Wのワイヤレス充電にも対応しています。

 二つ折りのスマートフォンとしてはトップレベルに軽く、薄いモデル。折りたたみスマホが重い時代は終わったと感じたほどの驚きでした。

HONORのタブレットやAI関連展示も

 HONORブースには上記以外にも、タブレットの「HONOR Pad V9」シリーズやAI関連の展示なども行われていました。

AIを活用して手の動きを再現できるロボットアーム

Honor AIの体験コーナー

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