NTTコミュニケーションズは3月5日、同社の設備が不正アクセスを受け、法人顧客の情報が外部に流出した可能性があると発表した。
同日時点で本件の影響を受けた可能性のあるサービスや、流出した可能性のある情報は以下のとおり。
■対象サービス
・一部の法人向けサービス
※ NTTドコモが提供する法人名義のスマートフォンや携帯電話の契約は対象外
■流出した可能性のある情報
・契約番号
・顧客名(契約名)
・顧客側の担当者名
・電話番号
・メールアドレス
・住所
・サービスの利用に係る情報
■影響範囲
・1万7891社
■被害状況
・顧客情報の不正利用は確認されていない(3月5日現在)
NTTコミュニケーションズによると2月5日、同社の「オーダ情報流通システム」対する不審な通信ログを検知したため、システムの一部を制限する初動措置を実施。さらに詳しく調べたところ、社内ネットワーク装置への不正アクセスにより、オーダ情報流通システムから法人顧客に関する情報の一部が流出した可能性があることがわかったという。
同社は影響を受けた可能性のある顧客に対して、営業担当者経由、または郵送にて順次連絡する予定。本件については、メールを使った連絡はしない方針だ。














