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大阪メトロ「夢洲(ゆめしま)駅」開業 27年ぶりの新駅は万博アクセスの要に

2025年01月20日 21時00分更新

文● @sumire_kon

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夢洲駅を出発する一番列車

 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)中央線で1月19日、コスモスクエア駅〜夢洲駅間(3.2km)が延伸開業した。旧OTSテクノポート線区間も含めると、同線としては約27年ぶりの新駅となる。

2025年大阪・関西万博の会場最寄り駅に

 夢洲駅は1面2線の地下駅。構造は地下1階が改札とコンコース、地下2階がプラットホームというオーソドックスなものだが、通路に設置された横幅約55メートルの大型サイネージや、個室型のジェンダーレストイレ、人混みや騒音が苦手なパニック障害や発達障害をもつ人が避難できるスペースなど、これまでの駅とは異なる要素も少なくない。

 同駅は4月13日に開幕する「EXPO 2025 大阪・関西万博」の会場最寄り駅でもあり、万博開催中の推定乗降客数は1日あたり最大12万9000人とされている。これは大阪の一大ターミナル天王寺駅(約12万8000人)とほぼ同じ。ちなみに、USJの最寄り駅「ユニバーサルシティ」は約3万人、東京ディズニーリゾートの最寄り駅「舞浜」は約7万6000人だ。

 ホーム1つの小さな終着駅で、ターミナル駅並みの乗客数をどのように捌くのか、Osaka Metroの力が試されようとしている。

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