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仕事の効率も趣味のクオリティも爆上がり必至! 新年度を前に買うべき「おすすめ液晶ディスプレー」BEST3

文●宮里圭介 編集●ASCII

提供: ビューソニックジャパン

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注目③「VA2708-2K-MHD」 27型WQHD
オールラウンドに活用できる使いやすさ重視ならコレ!

 デュアルディスプレーは、既存のディスプレーを有効活用しつつ、デスクトップを広げられるのがメリット。とはいえ、横に並べると縦方向には表示範囲が広がらないうえ、電源もケーブル接続も2組必要となり、意外と机の上が手狭になりがちだ。

 また、1台を長年使ってきて、液晶パネルの発色や輝度の衰えに不満を感じている人もいるかもしれない。そこで、せっかくなら画面の大きな高解像度ディスプレーに買い替えたい、という人も少なくないだろう。

 机の上に余裕があるなら、31.5型以上の4Kディスプレーをすすめたいところだが、横幅700mmを超えるディスプレーを置くのはけっこう大変。特に、現在21.5~24型クラスのフルHDディスプレーを使っているのであれば、そのまま置き換えるにはスペースが足りない。

 そこでおすすめなのが、27型でWQHD(2560×1440ドット)の「VA2708-2K-MHD」だ。4Kと比べれば解像度は見劣りするものの、フルHDと比べると画素数は約1.8倍。つまり、表示できる情報量が約1.8倍となるため、フルHDをデュアルディスプレーで使うのと、ほぼ変わらない快適さが手に入るのだ。

27型でWQHDに対応したディスプレー「VA2708-2K-MHD」

 しかも、狭額縁デザインとなるため、27型ながら横幅は613.2mmしかない。これは、古めの24型液晶とほぼ同じサイズとなるため、古いディスプレーとそのまま置き換えられる可能性が高い。

 また、27型だと4Kは解像度が高すぎて、100%表示で文字を表示するのが厳しくなるが、WQHDなら十分見やすく、拡大表示しなくて済む。写真などの緻密さを考えるとクリエイター向けとは言えないが、作品の閲覧・視聴用途であれば気にならないレベルだ。

 つまり、画面サイズと解像度のバランスがよく、ディスプレー本体のサイズもそこまで大きくならないため、買い替えに最適な1台だと言えるのだ。

 もちろん性能面も優秀で、応答速度1ms、リフレッシュレート100Hzに対応とゲーム用途にも向いている。高価なゲーミングモニターの120Hz以上には届かないが、一般的な60Hzよりも高く、FPSなど表示の遅延が結果に影響するゲームで有利になることは間違いない。

一般的な60Hzを大きく超える100Hzのリフレッシュレートに対応

 インターフェースはHDMI×2+DisplayPortの3系統。内蔵スピーカーは2.5W×2で、ビデオ会議やちょっとした動画の視聴向き。音声出力用のステレオミニジャックが装備されているので、外付けスピーカーを簡単に接続できるというのはうれしい。

HDMI×2+DisplayPortに加え、音声出力も装備

 スタンドはシンプルな構造で、左右に動かすスイーベル機構や、高さ調整などには対応していない。しかしそのぶん頑丈で、ちょっとした衝撃で揺れてしまうようなことがないのはいいところ。また、台座部分がフラットで、キーボードやマウスなどを置きやすいのもメリットだ。

シンプルなスタンドだが、そのぶん剛性が高い

 このように、フルHDからのアップグレード用として、かなり魅力的な性能となっている。価格も実売2万3000円前後と手を出しやすいので、趣味からビジネス、ゲームまで、幅広い用途で活躍してくれるだろう。

納得できるディスプレーを選び、快適な環境を手に入れよう

 今回紹介した3製品は、いずれも主な用途が大きく異なるモデルだ。ディスプレーはPC本体よりも長く使う製品だけに、よく調べないまま購入してしまうと長く後悔することにもなる。

 必ず、自分が使うシチュエーションや用途を考え、重視したいポイントをチェックしながら、満足のいく製品を選んでほしい。この記事が、その一助となれば幸いだ。

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