LGエレクトロニクス・ジャパンは1月9日、新たな4Kディスプレー「27UP650K-W」を1月中旬に発売すると発表した。実売価格は5万円前後。
27インチのIPS液晶パネルを採用し、広視野角と自然で鮮やかな色再現を実現したとする。色域はDCI-P3を95%カバーし、高精度の色再現性を持つ。VESA Display HDR 400の認証を取得しており、映画視聴や映像編集の用途もターゲット。低解像度の映像を4K画質で楽しむための超解像技術Super Resolution+を搭載している。
利用者の健康に配慮した設計も特徴だ。目や脳に負担を与えるとされるフリッカーを抑えるフリッカーセーフ機能や、ブルーライト低減モードを備えている。スタンド部は調整可能で、色覚調整モードやSmart Energy Savingも搭載。環境や利用者のニーズに応える。
LG Switchという独自の操作性向上機能を搭載したことも注目点だ。これは画面分割やスケジュール管理、ウェブ会議の一発起動など、従来のOnScreen Controlの機能を強化したもの。ゲームを愛好するユーザー向けには、DASモードやブラックスタビライザーといったゲーミング特化機能も充実している。
視野角(水平/垂直)は178°(CR≧10)、輝度(標準値)は400cd/㎡、コントラスト比は1,200:1、応答速度(標準値)は5ms(GTG 応答速度Faster設定時)。
スタンド付きの本体サイズは幅614×奥行き239×高さ459~569mm、重量は5.6kg。入力端子はHDMI×2、DisplayPort 1.4、ヘッドホン端子など。