本記事は週刊アスキー10月1日発売号(No.1511)からの転載です。価格などの情報はすべて当時のものとなります。
自動でゴミを集めゴミ捨てもラク!
水拭きまでする究極の時産家電
時短、時産、タイパといった言葉が家電界隈で踊っている。忙しい日々の中で、面倒な家事を家電を使って効率よくこなし、限られた時間を趣味やリラックスタイムなど有意義に過ごそうというものだ。
その最たるものが掃除。ちょっと手を抜くと部屋中がホコリだらけになり、床は散らかり放題。とはいえ、毎日掃除機をかけるのは面倒だし、サイクロン式掃除機はダストカップのお手入れも面倒極まりない。
そんな面倒事を解決するのがロボット掃除機。不在時に自動で部屋中を周りゴミを掻き集めていく。最新モデルは集めたゴミを自動で充電ステーションが吸い上げるので面倒なごみ捨ての手間が省け、水拭きをし、さらには水の補給やモップの洗浄まで自動化されている。究極の“時産家電”で生活の質を爆上げしよう。
自作PCトレンド2024特集
●ロボット掃除機を選ぶ際の4つのポイント
・【ポイント1】ダストステーションが標準
・【ポイント2】ゴミの吸引と拭き掃除
・【ポイント3】カメラと障害物回避
・【ポイント4】スマホアプリ連携
●ロボット掃除機主要4メーカーの代表製品の実力チェック!
・おなじみルンバの最新モデル! 「ルンバ コンボ10 Max」
・世界シェア2位のエコバックスの製品「DEEBOT X5 PRO OMNI」
・技術力をウリに世界で急成長中「Roborock S8 MaxV Ultra」
・おなじみシャオミの高コスパ機「Xiaomi ロボット掃除機 X20+」
最新ロボット掃除機の選び方、ポイントは4つ!
共働き世帯における「新三種の神器」の一つと言われるロボット掃除機。時間を生み出す時産家電としても注目を集めている。
中には、ロボット掃除機は掃除性能が低く、家具にぶつかって止まっている、といったイメージを持っている人もいるだろう。しかし、最新のロボット掃除機は超高性能になっている。
多くのモデルがカメラやレーダーで室内の家具や障害物を検知し、上手に回避しながら掃除できる。さらには拭き掃除にも対応。フローリングをピカピカに磨き上げてくれるのだ。
【ポイント1】ダストステーションが標準
ゴミ捨てが数ヵ月に1回になる
これまでロボット掃除機は円形の本体と、小さな充電台の組み合わせだった。しかし近年増えているのが、ロボット掃除機が集めたゴミを吸引するダストステーションが付属するモデル。ゴミ捨てが数ヵ月に1回となり便利だ。
ロボット掃除機の代表格であるアイロボットのルンバシリーズでも、ステーションが付属しないモデルの方が少なくなっている。
【ポイント2】ゴミの吸引と拭き掃除
床の皮脂汚れも水拭き掃除
最新のロボット掃除機のトレンド機能と言えるのが「水拭き」対応だ。本体内に水タンクを装備し、ゴミの吸引と同時に拭き掃除ができる。フローリングのざらつき、べたつき汚れなどを解消。カーペットなどを回避する機能も用意されている。
多くはパッドを押し付けて水拭きするが、中には回転ブラシを搭載するモデルも。よりしっかりと床の汚れを拭き取ることができる。
【ポイント3】カメラと障害物回避
ケーブルやペットのフンを見分ける
上位のロボット掃除機に搭載されている便利機能が、本体前方に配置されているカメラで障害物を検知し、障害物を回避する機能だ。ロボット掃除機本体がケーブルなどにからんで動けなくなったり、ペットのフンを塗り広げてしまうリスクが低減できる。
カメラで検知できる障害物はケーブルやペットのフンのほか、スリッパ、靴下など。製品によってはソファやテーブルなども認識する。
【ポイント4】スマホアプリ連携
スケジュールや掃除エリアを設定
現在発売されているロボット掃除機はほとんどがWi-Fiに対応し、アプリから初期設定や各種操作ができる。このため、アプリの使い勝手のよさが非常に重要になる。
アプリから掃除スケジュールの設定や掃除エリアの設定、吸引力や拭き掃除の強さ設定などができる。また、掃除履歴もチェック可能。