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2024年の自作PCトレンドはコレ! グラボにメモリー、PCケース、CPUクーラーはどこに注目!?

2024年12月29日 11時00分更新

文● 松野将太、ASCII編集部

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【PCケース】
ピラーレスのPCケースが人気、白モデル流行も継続中

 PCケースに関しては、ここ数年ほどはデザイン性の高い筐体で“魅せる”トレンドが続いている。そんな中、注目を集めているのが「ピラーレス」タイプのPCケースだ。

 ケース前方、左側面がわの柱(ピラー)を取り除きつつ、前面にまで強化ガラスやアクリル製のウィンドウを配置することで、よりケース内部のレイアウトを見せやすくしているのが大きな特徴。構造上、前面にファンを配置できないといった制約もあるが、斜め方向にファンを設置するといった方法でカバーしているモデルも存在する。いずれにせよ、従来より開放感のあるPCが組めるのは大きな魅力と言っていい。

自作トレンド

HYTE Y60 Snow White(HYTE、実売価格3万1000円前後)。パノラマガラス搭載のピラーレスPCケース。ケース内部までホワイトカラーで塗装されており、“魅せる”PCにうってつけ

 また、インテリアに溶け込みやすいホワイトカラーの筐体も相変わらず人気を集めており、これらのトレンドを意識したであろう「ホワイト×ピラーレス」のPCケースも各社から登場しつつある。

 最近ではホワイト系のカラーを採用したPCパーツもかなり一般化してきた印象があるが、そういったパーツを組み合わせて1台組み上げてみる、というのも面白そうだ。

自作トレンド

H6 Flow ホワイト(NZXT、実売価格2万円前後)。NZXTらしいシンプルな印象のピラーレスケース。デュアルチャンバー構造で裏配線もしやすく、角度を付けたフロントコーナーに120mmファンを3基搭載することでしっかりと冷却に配慮しているのがユニークだ

【CPUクーラー】
新世代のCPUでも問題なく流用可能

 Core Ultra 200Sシリーズはソケットこそ変わったものの、CPUの寸法やマザーボード側のホールの位置が変わらないため、基本的にはLGA1700対応のCPUクーラーを利用できる。

自作トレンド

メーカーサイトでは製品別の対応状況が公開されている場合もある。一応確認しておくと〇

 数年前からのトレンドではあるが、水冷ヘッド部分にLED液晶などを搭載するCPUクーラーは依然として新製品が登場し続けており、一定の人気を博していることが伺える。内部が見えるPCケースを使った場合は見栄えに大きな影響を与えられるので、効果的に導入するといい。

自作トレンド

「TH360 V2 Ultra EX ARGB Sync Snow Edition」(Thermaltake、2万8000円前後)。360mmラジエーター搭載のオールインワン水冷クーラー。水冷ヘッドに液晶パネルを搭載し、画像やGIFアニメーション、モニタリング情報などを表示可能

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