春を着ているようなクセになる暖かさ
すっかり寒くなった12月下旬、比較的気温が低い日の夜に外出して、実際の性能を試してみた。当日の気温は12度。長袖Tシャツの上にこのジャケットを羽織る格好だ。
さっそく、ヒーターのスイッチをオンにして出発。家の鍵を閉めていると、ヒーターがじんわりと熱をもち始めたことがわかる。そのまま10分ほど歩いて公園に着く頃には、最高温度に達したのか、かなり暖かくなっていた。
驚いたのは、この状態でもジャケットの内側が蒸れることなく、とても快適だったこと。筆者はこれまでヒーター入りの上着を複数試してきたが、春の空気を着ているような、やわらかな暖かさと心地よさは初めての経験だ。出かける前は30分ほどで帰宅するつもりだったが、気付くと公園のベンチでスマホをいじりながら1時間以上が経っていた。
寒がりの筆者にとって、冬の屋外で、一切寒さを感じずに長時間過ごせるのは奇跡に近い。もっと早くこのジャケットに出会っていたら、今年の冬コミにも意気揚々と参戦していたことだろう。