AMD B850チップセット採用の「B850 AORUS ELITE WIFI7」は次世代スペックを備えたRyzen自作の新たな選択肢だ

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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Gen5対応のPCI Express x16スロットで次世代GPUも安心

 CPUソケット下のビデオカード用PCI Express x16スロットは、2025年に普及が進みそうなGen5規格をサポートしている。対応は必須ではないが、PCI Express Gen5 ×16動作は、GeForce RTX 5000シリーズで対応すると思われるので、対応しているに越したことはないだろう。

 また、ビデオカードを簡単に着脱できるギミック「EZ-Latch Plus」を備えている。

PCI Express5.0 x16スロットは、メタルパーツで覆われ、重量のあるビデオカードも不安なく取り付けられる

ボタンプッシュで、拡張スロットのロックを外せる「EZ-Latch Plus」

ビデオカードの交換を容易にすること間違いなしの「EZ-Latch Plus」。将来ビデオカードを交換するときに確実に効く、ギミックとなっている

M.2拡張スロットは3基装備

 マザーボードの下部は、M.2ヒートシンクとチップセットの冷却ヒートシンクが、一体感のあるデザインになっているのが特徴だ。今回はスタンダードなブラックベースだが、ホワイトカラーの”ICE”では、この一体デザインが良い感じになる。

マザーボード下部は、一体感のあるデザインになっている。最下段には4ピンPWMファンコネクターや、ARBGピン、USB2.0ピンヘッダーなどを確認できる

 M.2ヒートシンクの下には1基のPCIe5.0×4と、2基のPCIe4.0×4のM.2拡張スロットを搭載している。さらにPCIe5.0×4に対応したM.2拡張スロットには、チップを基板両面に実装しているM.2 SSDを裏面からも冷却できるように、マザーボード側にも冷却プレートを装備している。両面実装が多いPCIe5.0×4 NVMe M.2 SSDをしっかりと冷却できる。

板状の大型M.2ヒートシンクを装備。取り外すと3基のM.2拡張スロットにアクセスできる

ひと手間必要なM.2ヒートシンクの着脱を簡単に行なえる「EZ-Latch Click」を採用している

M.2ヒートシンクは簡単に着脱でき、裏面には熱伝導シートが貼られている

PCIe5.0×4対応M.2拡張スロットのマザーボード側には、両面実装NVMe M.2 SSDをより冷やせる冷却プレートが搭載されている

ネジ不要でM.2 SSDを固定できる「M.2 EZ-Latch Plus」を採用する

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