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Lian Liの「O11D EVO RGB Automobili Lamborghini Edition」を採用

ランボルギーニコラボPCケースのBTOPCが存在感スゴイ、コダワリ抜かれたデザインとパーツ構成に注目

2024年12月25日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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「ZEFT R59LAM」

 PCパーツメーカーが、異業種の企業とコラボすることは意外と多い。PCケースメーカーとして知られるLian Liも、イタリアの自動車メーカー「ランボルギーニ」とコラボし、PCケースの「O11D EVO RGB Automobili Lamborghini Edition」を手掛けた。

 これだけでもなかなかユニークな取り組みだが、パソコンショップSEVENは、このケースを採用したゲーミングパソコン「ZEFT R59LAM」を発売。BTOパソコンにコラボケースを取り扱うことはそれほど例は多くなく、このZEFT R59LAMがどのようなマシンなのか気になるところ。さっそく、ZEFT R59LAMの詳細について見ていこう。

関連記事:ランボルギーニコラボのPCケース採用BTOPCが出ただと? よし本物(Revuelto)と並べてみよう

ZEFT R59LAMの主なスペック
PCケース LIAN LI「O11D EVO RGB Automobili Lamborghini Edition」
CPU Ryzen 9 9950X(ベースクロック4.3GHz、最大クロック5.7GHz)、16コア/32スレッド、L3キャッシュ64MB
CPUクーラー ASUS「ROG Ryujin III 360」
グラフィックス ASUS「ROG Strix GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB GDDR6X OC Edition」
メモリー Gskill「Trident Z5 RGB DDR5」64GB(16GB×4)
ストレージ 2TB M.2 SSD(Crucial「T500」、PCIe 4.0)×2
マザーボード ASUS「ROG STRIX B650E-F GAMING WIFI」(AMD B650チップセット)
光学式ドライブ
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)、Wi-Fi 6E(2x2)、Bluetooth 5.2
電源 CORSAIR「RM1000e ATX 3.0」(定格出力1000W、80PLUS Gold認証)
OS Windows 11 Pro(64bit)
価格(12月24日現在) 61万9800円

存在感を放つランボルギーニコラボケース

 PCケースのO11D EVO RGB Automobili Lamborghini Editionは、冒頭でも述べたように、LianLiとランボルギーニがコラボしたモデルで、ベースになっているのはLianLiのミドルタワー型ケースの「O11D EVO RGB」で、ランボルギーニコラボらしく、各所にユニークなギミックが搭載されている。

 まず目に留まるのが、フロントパネルのエンブレム。もちろん、これはランボルギーニの牛をモチーフしたもので、このケースがランボルギーニとコラボしている象徴ともいえる。そして、右側面のサイドパネルには「5447 di 6498」の数字。これはイタリア語で6498のうちの5447を示しており、このケースが6498台の限定モデルの5447番目であるシリアルナンバーとなっている。

 なお、ランボルギーニに詳しい人はすぐ分かったと思うが、この“6498”はランボルギーニの「レヴエルト(Revuelto)」の排気量6498ccに由来する。

フロントパネルは内部が見える強化ガラス製。中央の下部にはランボルギーニのロゴも貼付されている

右側面のサイドパネルには、限定モデルということを示すシリアルナンバーが表示されている

トップパネルおよびフロントパネルの斜線のデザインの箇所にはカーボンファイバーが用いられているという。このあたりも実際のランボルギーニを踏襲した仕様だ

内部の様子。底面に3基、側面に3基それぞれ搭載されたケースファンが印象的だ

 さらに背面のケース内側には、5インチディスプレーを搭載。このディスプレーには、CPUの動作クロックとその温度がランボルギーニのダッシュボードを模して表示されているが、専用アプリケーションを使用することでGPUクロックや温度、使用率などを表示させることも可能だ。なお、このディスプレーを接続するため、マザーボードのUSBが1つふさがってしまう点は覚えておきたい。

背面の内部には5インチディスプレーを搭載。フロントパネルを通して確認することができる

専用アプリケーションで5インチディスプレーに表示するステータスをカスタマイズすることが可能だ

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