ネットで「ヒヤっとした話」を集めよう 第44回
ピッシングとの二段構えも!? かけ直さず無視が一番
電話の折り返しは危険! 「国際ワン切り詐欺」の手口にヒヤリ
2024年12月19日 10時00分更新
迷惑電話防止機能を使おう!
国際ワン切り詐欺の電話番号は、「+」から始まる電話番号が使われます。投稿者さんもいくつか調べているようですが、「+1」から始まる電話番号は北米(アメリカ、カナダ)、「+880」ならバングラディシュ、「+256」だとウガンダ、「+960」だとモルディブなどなど国際ワン切り詐欺はいろいろな国から国境を越えてかかってきます。
基本的に「+」を目にしたら無視するに限ります。携わっているビジネスによっては「自分に関係あるかも?」と思うかもしれませんが、かけ直すのはこちらなのですから、事前に冷静にその番号を調べれば自身に関係あるかないかはすぐわかることでしょう。
なお、一部の携帯電話のキャリアには迷惑電話を防止するサービスやアプリが提供されています。NTTドコモなら「迷惑電話ストップサービス」、auなら「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリが、楽天モバイルは「迷惑電話・SMS対策 by Whoscal(有償)」が提供されています。ソフトバンクの場合は、Androidスマホ向けに「迷惑電話ブロック(有償)」が提供されています。
固定電話の場合、「国際電話不取扱受付センター」から国際電話の利用休止手続きが可能ですが、利用している電話回線によって対応が異なるのでよく確認してください。
ということで、「+」から始まる番号のワン切り履歴はとにかく無視することが大事です。かけ直す必要はありません。また、国際ワン切り詐欺に限らず、知らない番号に安易に折り返してかけることは危険です。
そして電話口で自動音声に個人情報を要求されたら即座に通話を終了することを心掛けてください。それだけでヒヤリとする経験は確実に少なくなることでしょう。
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