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ASUSの新ケース「TUF Gaming GT502 Horizon」にCore Ultra 9 285Kを採用

あれもこれもASUS! 新ピラーレスケースも渋カッコいいBTOPCのコダワリを聞く

2024年12月23日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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Core Ultra 9をド安定動作
ASUSで固めた構成

極力ASUS製品でそろえたPowered By ASUSのZEFT Z54DX

──今日はよろしくお願いします。まずは、ZEFT Z54DXのコンセプトを教えてください。

中嶋 孝昌氏(以下、中嶋氏):今回はCore Ultra世代における最新のPowered By ASUSモデルとなります。Powered By ASUSは、弊社とASUSさんが協業し、お客様にトータル・ソリューションを提供するものです。ZEFT Z54DXでは、CPUには最上位の「Core Ultra 9 285K」を据え、それに見合ったハイエンドモデルとして開発しています。なかでも注目して欲しいところは、ケースに「TUF Gaming GT502 Horizon」と、簡易水冷クーラーに「ROG Strix LC III 360 ARGB」と、どちらもASUSさんの製品を採用している点です。Powered By ASUSには、それを満たす構成要件があるのですが、今回はマザーボード、ビデオカード、ケース、CPUクーラー、そして電源ユニットにいたるまでASUSさんの製品でまとめています。

真重 翔氏(以下、真重氏):ZEFT Z54DXは、ハイエンド構成を意識しまして、マザーボードにはインテル Z890チップセット搭載のものを、ビデオカードにはGeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載のものをそれぞれ選択しています。TUFシリーズとROG Strixシリーズと異なってはいるのですが、高スペックなASUS製品で揃っている点が、ZEFT Z54DXの魅力の1つになっていると思います。

ビデオカードはGeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載したASUSのROG Strix RTX 4070 Ti SUPERを採用している

──メモリーが基本構成で16GBの4枚構成となっている点も目に留まります。

中嶋氏:ハイエンド向けとしてメモリー容量を64GBとする点は早々に決定したのですが、32GB×2と16GB×4のどちらの構成にするか悩みました。ですが、マザーボードに用意された4本のメモリースロットに空きが生じるのは、LEDのイルミネーションの観点から全部埋めてしまったほうが見た目が美しいと判断し、16GBの4枚構成とした次第です。これはほかのモデルの話になるのですが、メモリー容量を変えずに構成を2枚から4枚に変更されるお客様もいらっしゃいます。こういった方も、おそらく同じ理由で変更されているのではないでしょうか。また、ちょっと余談になりますが、弊社では48GBのメモリーモジュールの取り扱いも予定しています。メモリー容量はBTOでより柔軟な構成が実現するようになります。

真重氏:48GBモジュールであれば、それを4枚搭載し、ROG STRIX Z890-F GAMING WIFIの上限となるメモリー容量を192GBとすることも可能になります。デザイン関係や高度な演算を行う研究機関など多くのメモリー容量を希望されるお客様にも対応できればというところです。一般的な用途でこれほど大容量のメモリーを使用することはないですが、これだけ圧倒的に余力のあるメモリーを積んでいれば、どんな作業をしていてもメモリー不足を感じることはあまりなさそうです。

ZEFT Z54DXはLEDの見た目を重視し、メモリーは16GB×4の64GB構成になっている

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