デジタル庁は12月10日、マイナポータルを利用した国家資格等のオンライン申請について、一部の審査が停滞していることを明らかにした。
対象は申請者の本籍地確認を実施する際、取得した戸籍情報の照会結果から現在の本籍地を特定できないケース。具体的には、履歴情報の時系列が把握できなかったり、戸籍の電算化以前の履歴情報が確認できなかったりした場合に発生するという。
該当する申請者については、同庁から資格管理団体を通じて本人に連絡。マイナポータルから戸籍抄本(戸籍の個人事項証明書)を添付して再申請等をするよう案内している。
同庁によると、申請前に自身が再申請対象に該当するか確認することは難しいとのこと。国家資格関連のオンライン申請を予定している人は、スケジュールに余裕をもって対応した方がよさそうだ。