1円玉で2枚分のスペースで設置可能なコンパクト&スリムデザイン
デスクトップパソコンと聞いて、タワー型の大柄なマシンを思い浮かべる人がいるはずだ。しかし、そうした製品はデスクトップパソコンの一部でしかなく、実際にはさまざまなサイズのデスクトップパソコンが存在する。
そのうち、設置性を重視したタイプがスリムパソコンやミニパソコンといった省スペースな製品で、レノボの「IdeaCentre Mini Gen 8」もそのひとつ。本体サイズは横置きした状態で幅が195mm、奥行きが191mm、高さが39mmとなっており、フットプリントが横210×縦297mmのA4用紙にすっぽり隠れてしまうくらい小さい。ちょうど500ミリリットルのペットボトルを横倒しにして3本並べたくらいのスペースと同じで、卓上にも余裕で設置可能だ。
「IdeaCentre Mini Gen 8」には専用スタンドが付属しており、横置きだけでなく縦置きにも対応している。縦置きにしたときのフットプリントは、スタンドを除くと幅がわずか39mm、奥行きが191mmとなる。1円玉の直径が20mmなので、それを横に2枚並べた程度の隙間があれば設置できる可能性があるというわけだ。
また、本体が白と明るいグレーを基調とした洗練されたデザインのため、スチール製の事務机やパソコンデスク、木製の学習机など、どんな素材の机にも馴染みやすいのもポイント。机の上に置いていても存在を主張しすぎず、部屋のインテリアに違和感なく溶け込んでくれる。もちろん、机下やラックといったより目立たない場所に置いて部屋をスッキリ見せることも簡単だ。
ちなみに、小型パソコンを選ぶ際に見落としがちな点が電源を内蔵しているかどうかということ。いくら本体が小さくても巨大な電源アダプターが必要だと、デスク周りや足元がゴチャゴチャして邪魔になりやすい。「IdeaCentre Mini Gen 8」の場合はこれだけコンパクトなサイズでありながら本体に電源を内蔵しているため、コード1本でラクにコンセントにつなげられる。小型パソコンの購入を検討している人は、そんなところにも目を向けてチェックすると「IdeaCentre Mini Gen 8」が満足度の高い製品であることが分かるはずだ。