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ビックリするので皆も手に持ってほしい

スパナなのに、軽いんですけど!「ライツール」のコンビネーションスパナを使ってみた

2024年12月11日 18時00分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

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●軽いだけじゃない、強度もしっかりある

 LIGHTOOLの特徴は、大胆に肉抜きをすることで、通常よりもかなり軽量化されていること。通常品(比較用にダイソーで購入したもの)と並べて見比べてみると、一目瞭然です。

左がダイソー、右がLIGHTOOLのコンビネーションスパナです

 重量は実測で、通常品が約67gに対し、LIGHTOOLは約44g。手で持ってみても明らかに軽いとわかるほどの差があります。

 軽量化のポイントは、大きく2つ。ひとつはボディ部分で、中央部分とスパナの口径部寄りが大きく肉抜きされています。

こんなに肉抜きして大丈夫かと心配になるほど

 この部分に、カラビナを引っかけて持ち運ぶ、というのもありですね。

 もうひとつは、スパナの口径部の外周部。ボルトやナットをつかむ部分の厚みは従来通りですが、その外側が両面とも薄くなっています。

作業と強度に影響の少ない外側が薄くなっている

 どのくらい軽くなるのかはサイズによって変わるため一概に言えませんが、カタログの公称値だと、ザックリ2〜4割ほど軽くなっていました。ここまで違えば、手にしてすぐに気づくレベルです。

従来品とLIGHTOOLの軽さ比較例(カタログより抜粋)

 もちろん軽いだけでなく、強度も十分。しっかりJIS規格の強度をクリアしています。また、老舗の工具の専門メーカーなので、使い心地もしっかりこだわって開発しているという点がいいですよね。

 続いて大きさですが、主力の「LCW コンビネーションスパナ」のサイズは5.5〜32まで、21種類が用意されており、必要なものだけ購入可能。よく使うサイズのセット品もあるので、こちらを選ぶのもありです。

最大の32と最小の5.5では、このくらい違います!

 一般的な用途で使える「LCWS コンビネーションスパナセット 7本組」(実売価格 1万2650円)は、8、10、12、13、14、17、19の7本で、専用のホルダー付きでした。

 このホルダー、カバーをパカッと開けると必要なサイズだけを引き抜けるというもの。自立もできれば、壁掛けも可能と、かなり使いやすく感じました。

「LCWS コンビネーションスパナセット 7本組」

上からカバーを開くと、必要なサイズにアクセスできます

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