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リモートデスクトップで快適な制作環境を!AWSに対応した「Wacom Bridge」の一般提供を開始

株式会社ワコム
2024年12月05日

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株式会社ワコム
株式会社ワコムは、2024年12月5日(木)より「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」で利用可能なクリエイティブリモートソリューション「Wacom Bridge」の一般提供を開始します。
約3ヶ月間のベータ版を経て提供されるAWS版「Wacom Bridge」は、リモートデスクトップ接続時にワコムのペンタブレットを使用したペン入力を最適化する機能を備えています。AWSが提供するリモートデスクトップクライアント「Amazon DCV」および「Amazon AppStream 2.0」*(注1)をご利用のお客様は、2026年1月15日まで無料でご利用いただけます*(注2)。





Wacom Bridgeとは?
「Wacom Bridge」は、リモート環境においてもローカルPCでの作業に近いペン入力体験を実現する革新的なテクノロジーソリューションです。ワコムのペンタブレットをリモート接続先のコンピューターに直接接続しているかのように使用できるため、クリエイターは作業場所に制約されることなく、どこからでもシームレスにクリエイティブ作業を行うことができます。
さらに、アプリケーションウィンドウを選択するだけで、ペンの使用をローカルとリモート間で簡単に切り替えることができます。同じアプリケーションをローカルとリモートで実行する際には、アプリケーション固有の設定が両方のシステムに自動的に適用されます。また、「Wacom Inkline」により、リモート環境での描画時に、ネットワークの遅延で生じるペンの追従遅れが線で補完されることで、体感遅延が低減します。

今日のクリエイティブ業界では、ストリーミング市場の成長によってコンテンツに対するニーズが高まっています。アニメや映像制作のスタジオは、世界中の才能を持った人材の採用に取り組んでいます。同時にコンテンツ制作やプロセス管理のデジタル化が進み、地方スタジオや遠隔地のクリエイターとの業務連携が可能になっています。このような市場環境の中で、人材獲得や育成に関する課題を解決するために、クリエイターが場所を問わずにスタジオと同様に働くことができる環境の整備が求められています。