オフィスワークを楽々こなせる第13世代インテルCore i7-13620H―16GBメモリー、512GB SSD搭載で快適
「IdeaCentre AIO 27IRH9」には、インテルの第13世代Coreプロセッサーのうち、モデル名の末尾に「H」のついた高性能なHシリーズが搭載されている。「IdeaCentre AIO 27IRH9」のラインナップとしては、Core i7-13620Hを採用したモデルと、Core i5-13420Hを採用したモデル、およびそれぞれMicrosoft Officeが付属するモデルの計4モデルが用意されている。CPUの種類とMicrosoft Officeの有無以外のスペックはすべて共通だ。
今回試用した製品は、その上位モデルとなるCore i7-13620Hを採用したモデル。Core i7-13620Hは高性能なPコアが6つ、高効率なEコアが4つ、合計10コア16スレッドのプロセッサーで、動作周波数はベースが2.4Ghz、ターボブースト時が4.9GHzとなっている。
グラフィックスはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックスで、メモリーは16GB(8GB×2、DDR5-5200)、ストレージは512GB SSD(PCIe NVMe M.2)となっている。
そこでパソコンの総合的な性能をチェックするため、ベンチマークソフトのPCMark 10を実行したところ、次のようになった。
PCMark 10スコア | |
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総合スコア | 6025 |
Essentials | 10891 |
Productivity | 7932 |
Digital Content Creation | 6871 |
快適さの目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっており、「IdeaCentre AIO 27IRH9」はそのいずれも大きく上回っている。ネットでの調べものや動画視聴、オンライン会議などの日常的な用途はもちろんだが、オフィスアプリなどを使うビジネス用途や、写真編集などのクリエイティブ系用途も快適に行える性能を持っていることがわかる。
次に、ストレージ性能を調べられるCrystalDiskMarkで確認してみたところ、図のようにシーケンシャルリードが5000MB/s超と高速だった。実際、OSやアプリの起動が高速で、ファイルの読み込みも速く、重めのグラフィックソフトもサクサク動作した。画面の大きさだけでなくパフォーマンス的にも、在宅ワークで“作業がしやすい”パソコンだといえるだろう。
大画面+高性能な一体型パソコンで仕事やプライベートを快適に
単体の液晶ディスプレイと変わらないスリムでコンパクトな筐体に、27型WQHD(2560×1440ドット)という大型液晶パネルと高性能な第13世代Coreプロセッサー、高速なメモリーやストレージなどを搭載した「IdeaCentre AIO 27IRH9」。基本的なスペックは同じで液晶のみ23.8型に変更した、より省スペースな「IdeaCentre AIO 24IRH9」。
いずれも、ノートパソコンより大きな画面や高い拡張性を備えている上に性能も高く、オンライン会議をしながら資料を参考にしたり文書をまとめたりするのも快適に行える。HDMI出力端子に加えHDMI入力端子も搭載しており、「IdeaCentre AIO 27IRH9」に外付けディスプレイをつないでマルチディスプレイ環境を構築するだけでなく、ほかのデバイスのサブディスプレイとして使い作業効率を上げるような使い方も実現可能だ。
加えて、500万画素の高画質WEBカメラや、3W+3Wの高音質HARMAN製ステレオスピーカーなども内蔵しており、ビデオ通話や動画視聴、音楽鑑賞などのエンタメも高品質な映像・サウンドで楽しむことができる。
それぞれラインナップにはMicrosoft 365 Basic(1年目無料)とMicrosoft Office Home & Business 2021(永続版)が付属するモデルも用意されており、別途Officeを購入したりインストールしたりしなくても、買ってきてすぐ仕事に使い始められる。
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27型「IdeaCentre AIO 27IRH9」と23.8型「IdeaCentre AIO 24IRH9」は、性能や機能の高さを考えればコスパは良好だ。大画面で効率的に作業したいという在宅ワーカーはもちろんだが、ビジネスだけでなくエンタメも快適に楽しめるパソコンを探している人にも、ぜひ注目してほしい。