株式会社スペースリー
~ウォークインホームやアーキトレンドゼロ、Revitなどから書き出したFbxデータをそのまま取り込み自動で内覧用に変換~
空間データ(*1)活用プラットフォーム「スペースリー」を運営する株式会社スペースリー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:森田 博和)は、住宅用の3D CADソフトウェア、ウォークインホームやアーキトレンドゼロ、Revitなどから書き出した一般的な3DモデルデータのFbx形式等のファイルをクラウドで取り込み、自動で内見用の3D ウォークスルーコンテンツに変換する機能をリリースしました。
これにより、住宅分野の事業者は商談効率化のために、対面時での活用や紙媒体の資料印刷用の3D CADで作成したコンテンツを、URLで顧客と共有できるようになります。
顧客はご自身のスマホなどのWebブラウザでいつでもどこでも確認ができます。
従来は、この変換に時間がかかり手間であることや、品質面が悪い、もしくはウェブコンテンツ化したが動きが重すぎる、などの問題がありました。
スペースリーの新機能では、このような問題を解決し、使い勝手を大幅に向上させるための自動処理技術により、「かんたん、軽快、高品質」の3D Webコンテンツを実現しています。すでに実証的なβ版の先行利用を開始した大和ハウス工業様等の事業者様から好評な声をいただいています(後述の「β版利用事業者の声」を参考)。
3Dデータの変換技術に加えて、URLで共有した物件の3D CADデータを顧客がちゃんと見てくれたか把握することや追客が、従来のスペースリーでの機能で可能となっており、一層の商談効率化に寄与します(後述の「CAD取り込み機能の特徴」を参考)。
コンテンツサンプル:https://spacely.co.jp/spacely_marketing/project_1024439#/
スペースリーでは、3D CADデータのみならず、360度カメラのパノラマ実写画像の3Dウェブコンテンツ化が従来から可能になっています。今回のリリースにより、戸建分譲の実写も注文住宅の3D CADも全てスペースリーでクラウド管理することが可能となります。スペースリーでは引き続き、不動産住宅分野のDXを推進するために本機能のアップデートを続け、様々な分野における「空間データ活用で”伝わる”をスマートに」というビジョンの実現に向けて邁進してまいります。
(*1) 空間データとは、空間表現に関わるデータ、写真などの2D画像から動画、360°VRコンテンツから3Dデータ及びその活用データなど付随するデータまでを含むもの
◆ β版利用事業者の声
- 大和ハウス工業株式会社(住宅事業本部マーケティング室 上席主任 山口 知洋様)
https://www.daiwahouse.co.jp/index.html
「お客さまに楽しく、わかりやすい家づくりの体験をしていただくために、3Dウォークスルーコンテンツは最適だと考えています。自社で展開しているプレゼンCADデータから短時間で変換が可能なため、自社の規格住宅プランを活用し、一部営業所で活用を開始しました。間取り図上でどこにいるかが一目でわかり、直感的な操作で閲覧できるため、お客さまがご自宅でも検討が進めやすくなる効果を期待しています。」
- 株式会社ジューケン(営業部 主任 太田 盛仁様)
https://hiroshima-juken.co.jp/
「細部までこだわった注文住宅を設計するにあたって一番難しいのは『イメージの共有』です。平面図だけでは分かりにくい部分を、3DCADで容易に共有できることからお客様にも分かりやすいと言っていただき、1回ごとの打合せ密度と作業効率が上がりました。」
- 株式会社ハウスジャパン(マーケティンググループ)
https://www.house-japan.co.jp/
「間取り図・平面のCGパースでは伝わりづらい情報を3D化することでお客様へ より具体的な建物イメージの共有が可能になりました。竣工前・建築中の段階においても、リアリティのある建物訴求が可能になり、今後のWEBサイトのユーザビリティ、お打ち合わせ時のプレゼンテーション向上に期待しています。」
◆ CAD取り込み機能の特徴
スペースリーでは、3D CADデータのみならず、360度カメラのパノラマ実写画像の3Dウェブコンテンツ化が従来から可能であり、今回のリリースにより、戸建分譲の「実写」もこれから竣工される注文住宅の「3D CAD」も全てクラウド管理することが可能となることは大きな特徴の一つです。
また、今回の取り込み機能によるコンテンツの主な特徴として以下があり、今後も利用者の声に耳を傾けアップデートを続けます。
1. かんたん、軽快、高品質
- 書き出したFbxファイルをドラッグ&ドロップだけで自動処理
- 高スペックのPCだけでなく、スマホやタブレットなどでも軽快にウォークスルーできる3Dコンテンツの閲覧が可能
- 自動処理では、フロアマップが自動で作成され部屋ごとのシーン移動、壁の衝突やドアのすり抜け、また、部屋全体が明るく見やすくなるようなライティングや陰影などが全て自動で処理され高品質なコンテンツを実現
2. 追客と顧客分析
- 顧客がコンテンツをいつ、どのくらい、何を見てくれたかの把握が可能。また、よく見てくれた時には通知が事業者に行くことで追客も容易(スペースリーの従来の機能が今回のCADデータ取り込みで作成されたコンテンツにも適用)。
3. サイズ測定や目線変更
- コンテンツ内では、ウェブ上でサイズを測定したり、目線の高さを例えば子供目線に変更するなどの目線高さ変更が可能。
4. 豊富なポップアップ
- 問い合わせボタンや、住宅の魅力を訴求するための画像や動画など豊富なポップアップを自由に追加編集可能。
■ 株式会社スペースリーについて
360度VRコンテンツ制作と活用のためのクラウドソフト「スペースリー」は、2016年11月の開始以来、不動産・ハウスメーカーなどの分野を中心に10,000以上の利用事業者にサービス提供されています。リーズナブルな価格、 直感的な操作で、 ウェブブラウザ再生可能な高品質のパノラマVRコンテンツを制作・編集・管理、活用までが一括してできるクラウドソフトです。
株式会社スペースリーは、パノラマ写真を3Dコンテンツに変換する機能や、VRコンテンツ上で家具のシミュレーションやサイズ推定ができる「AI空間設計」機能などの技術力を特徴とし、360度空間データや視線データの活用のためのAI x VRの研究開発を推進するSpacely Labを運営しています。
▼サービスサイト:https://spacely.co.jp
▼サービス紹介動画:https://youtu.be/70sOPH9ONII