ソフマップ・ドットコム協力！ 最新売行き情報局

AMDのCPUランキングでRyzen 7 7800X3Dが1位ゲット、Zen 5世代のRyzen 7 9700Xがランクイン ソフマップ・ドットコム販売ランキング（10月16日～31日）

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AMD製CPUの売り上げベスト5をそれぞれ掲載

　大手メーカーのPC、BTOパソコン、PCパーツなどを買うときには、どんな製品が売れているのか参考にしたい方は多いはず。この記事では、ソフマップ・ドットコムの協力のもと、2024年10月16日～31日の期間で売れたインテルCPUのランキングを紹介する。なお、掲載製品は時期によっては完売となっている可能性もあるため、その点はご了承いただきたい。

「Socket AM5」のCPUが大勢を占め、「Zen 5」アーキテクチャーのRyzen 7 9700Xがランクイン

AMD Ryzen 7 7800X3D

第1位：AMD Ryzen 7 7800X3D

　AMD製CPUランキングの第1位は、ゲームに強いCPUとして人気の「Ryzen 7 7800X3D」。96MBという大容量のL3キャッシュ（三次キャッシュ）を採用しており、ゲームによってはフレームレートが向上するなどの効果が見込める。Socket AM5対応のため最新パーツと組み合わせやすく、これからゲーミングPCを自作する方にオススメしやすい。

第2位：AMD Ryzen 5 5600X

　第2位は、今回唯一の「Socket AM4」ベースCPUとなる「Ryzen 5 5600X」だ。Socket AM4対応のため、古めのPCや既存PCのパーツを流用するなどコストを抑えた自作PCの構築に向いている。ビデオカード向けPCI Express x16スロットで利用可能なPCI Express規格が現在主流のGen4.0（PCIe 4.0）対応となっているため、ビデオカードのみ新しい製品を組み合わせるといった工夫がしやすい。

第3位：AMD Ryzen 5 7600

　第3位の「Ryzen 5 7600」は、Socket AM5およびRyzen 7000シリーズのなかでは比較的安価なため注目されている。Socket AM5対応マザーボード、DDR5メモリーと組み合わせてPCを組んでおき、予算ができ次第より高性能なCPUに差し替えるなど、段階的に自作PCを強化しやすい。

第4位：AMD Ryzen 7 9700X

　第4位の「Ryzen 7 9700X」は、「Zen 5」アーキテクチャーを採用した「Ryzen 9000」シリーズのうちのひとつだ。AMDによると、Zen 5は前世代と同等以上の性能を備えながら、熱設計に余裕を持たせることに成功したという。自作PCの面では、CPUクーラーで冷却しやすい高性能CPUといったイメージだ。ゲーム用途以外にも、長時間の3Dレンダリングや動画のエンコードといったクリエイティブ用でも安定して利用しやすいだろう。

第5位：AMD Ryzen 5 8600G

　第5位は「Ryzen 5 8600G」だ。内蔵GPUとして「Radeon 760M」を搭載しているため、画質調整などは必要になるものの、ビデオカードなしでもフルHD（1920×1080ドット）解像度でゲームプレイを楽しめる。Radeon 760Mをはじめ、AMDのGPUアーキテクチャー「RDNA 3」以降対応のGPUの場合、10月に公開されたフレームレート向上技術「AFMF 2」（AMD Fluid Motion Frames 2）を利用することで高フレームレートでゲームを遊べる点も覚えておこう。「Ryzen 5 8600G」は、ビデオカードなしでコストを抑えたPCを自作しておき、予算ができ次第後から高性能なビデオカードを追加するなど段階的に強化しやすいため、注目されている。