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ローデ・シュワルツがエントリーレベルのオシロスコープR&S RTB 2を発売―スペックはクラス最高水準に

ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社
2024年11月19日

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ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

R&S RTB 2では、さらなる機能追加と性能強化を実施

ローデ・シュワルツは、R&S RTB2000の進化形である新しいR&S RTB 2により、オシロスコープの製品ラインナップを拡充しました。このR&S RTB 2は、タッチスクリーン操作可能で垂直分解能10ビットを備えた初めてのエントリーレベルのオシロスコープとなります。任意波形発生器の内蔵とクラス最高の160 Mptsセグメント・メモリを搭載し、同クラスをリードする機能に拡張しました。

ローデ・シュワルツは、好評なR&S RTB2000オシロスコープの後継モデルとしてR&S RTB 2を発売し、エントリーレベルのオシロスコープ製品ラインアップを強化します。2017年発売のR&S RTB2000は、タッチスクリーン操作や10ビットの垂直分解能など、それまではハイエンドの測定器でしか得られなかった機能を備え、このクラスにおける新たな業界標準を打ち立てました。今回、そのレガシーをR&S RTB 2に引き継ぎつつ、新たな色分けをもとに機能を追加して性能も強化しました。

R&S RTB 2では、測定器としての機能と汎用性をさらに強化すべく、いくつかの重要なアップデートを行いました。もっとも注目すべき点として、任意波形発生器をオシロスコープに内蔵させました。同機能の追加により、ユーザーは回路の応答をシミュレートしたり、欠けた要素をエミュレートしたりすることができるようになります。この波形発生器は、最大25 MHzの信号生成と最高50 Mbits/sというパターン速度を実現できる能力を備えています。また、CSVファイルやオシロスコープによる捕捉データからの波形インポートをサポートするほか、実環境のシミュレーションとしてノイズを加えることも可能です。さらにI2C・SPI・UART・CAN/LINの各プロトコル用に事前定義したパターンも用意されており、ユーザーはカウンタを選択したり、パターンを手動で入力したりといった柔軟性な使い方ができます。

R&S RTB 2は、オシロスコープに加えて、プロトコル・アナライザやロジック・アナライザ、波形発生器などを兼ね備えた1台10役の多機能な測定器です。このような多数のツールを統合したことで、コンパクトなソリューションを求めるユーザーのほかにも、特にスペースが限られたで環境で作業する学生や趣味に使う方、エンジニアの皆様に最適な測定器となっています。パスワードで保護された教育モードと内蔵のウェブサーバにより、実習授業中の表示や管理が可能なため、教育現場での実用性もいっそう高まりました。

さらに、R&S RTB 2には拡張メモリ機能が搭載されており、セグメントモードで最大160 Mポイントのデータを捕捉することができるため、より多くのデータを使って詳細なトラブルシューティングなどが行えます。またR&S RTB 2-PK1 ソフトウェア・オプション・バンドルにも見直しを加えて、応用の幅を広げるとともに性能を高め、オシロスコープとしての機能をさらに充実させました。

ローデ・シュワルツのオシロスコープ担当副社長Philip Diegmannは次のように説明しています。「R&S RTBの狙いは、あらゆるタスクに対応でき、毎日使える汎用性の高い測定器をユーザーにお届けすることにあります。10ビットという分解能から1台10役の汎用性まで、このオシロスコープでは確かな性能を手頃な価格で実現して、エンジニアはもとより、学生や教育関係者の皆様がテストや測定作業をしっかり行っていただくうえで必要となる最新技術とその有用性をご提供します」。

ローデ・シュワルツは、2024年11月12~15日にミュンヘンで開催の展示会electronica 2024において、小間番号A3.307のブースでこの新しいR&S RTB 2オシロスコープを発表します。ただし、同オシロスコープは、すでにローデ・シュワルツおよび認定代理店から購入いただけるようになっています。2チャネルと4チャネルのモデルがあり、帯域幅は70MHz・100MHz・200MHz・300MHzに対応しています。価格は2チャネル70MHzのモデルで1,690ユーロからのご提供となります。R&S RTB 2について詳しくは https://www.rohde-schwarz.com/product/rtb2 をご覧ください。

www.rohde-schwarz.com

お問い合わせ:
欧州(本社):Christian Mokry(電話:+49 89 4129 13052、email:press@rohde-schwarz.com)
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg@rsa.rohde-schwarz.com)
アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)

ローデ・シュワルツについて

ローデ・シュワルツは、電子計測、技術システム、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各部門を通じ、より安全に“つながる”社会の実現に向けて努力を重ねています。グローバルな技術指向のグループとして、90年にわたって先端技術の開発を続け技術の限界を押し広げてきました。当社の最新製品やソリューションは、産業界や規制当局および行政機関のお客様がデジタル技術の主権を得るためのお力添えをしています。ドイツ・ミュンヘンを拠点としたプライベートな独立企業であり、長期的かつ持続的な経営を行える体制を構築しています。ローデ・シュワルツは、2023/2024会計年度(昨年7月から本年6月まで)には29.3億ユーロの純収益を上げました。また、2024年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは約14,400名の従業員が全世界で活躍しています。

R&S(R)は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG.の登録商標です。

すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.com からインターネットでご提供しています。

東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル27階
〒160-0023
関野  敏正
電話番号: +81 3 5925 1270/1290
Toshimasa.Sekino@rohde-schwarz.com
www.rohde-schwarz.com/jp

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