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ぷらっとホーム、マイクロサーバーの定番製品OpenBlocks(R)のハイエンドモデル「HX1」を発表

ぷらっとホーム株式会社
2024年11月13日

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ぷらっとホーム株式会社
2024年11月13日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証スタンダード6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、OpenBlocks(R) シリーズの新ラインナップ、「OpenBlocks(R) HX1」(オープンブロックス・エイチ・エックス・ワン)を発表しました。
今回発表した「OpenBlocks(R) HX1」は、 既存のOpenBlocks(R)シリーズ製品と比較して優れた処理性能を持つハイエンドモデルです。

小型・ファンレスという従来のOpenBlocks(R)シリーズの特長はそのままに、2.5Gbps対応のEthernetポートや、HDMI、DisplayPortといったモニタ出力ポート、USB3.0ポートなどのインターフェイスに加え、メモリ8GB、最大クロック3GHz(クアッドコア)のCPUを搭載しており、ソフトウェアのハードウェアアプライアンス化のベースハードウェアや、ネットワーク機器のベース、既存の小型パソコンや組み込みパソコンなどを使用した特定用途コンピュータのリプレイス用途に最適な製品となっています。



「OpenBlocks(R) HX1」製品画像

活用例
ファンレスの汎用小型サーバーという特長を活かし、様々な場面で活用が可能です。
- 産業用パソコンのリプレイス

小型の産業用パソコンが必要な製造現場や研究機関において、リプレイスすることで、スペース効率や電力消費の改善が期待できます。また、堅牢な設計により、過酷な環境でも安定した動作が可能です。
- サイネージ用PC

HDMIおよびDisplayPortの出力ポートを利用してデジタルサイネージに対応でき、広告表示やインフォメーション表示などの端末として設置が可能です。小型かつファンレス設計で、設置スペースが限られた場所にも対応します。
- アプライアンスのベースハードウェア

特定のアプリケーションの動作に特化したハードウェアアプライアンスのベースハードウェアとして使用可能です。
- オンプレミス環境でのサーバー用途

小型サーバーとして、社内のファイル共有サーバーや監視システム、ログサーバー、DHCPサーバーなどの各種サーバーのベースハードウェアに適しています。

製品特長
- 組み込み型のインテルCPU搭載

組み込み型のIntel(R) Atomプロセッサx6413E (Burst時3.0GHz)を搭載しており、高い互換性と安定したパフォーマンスを実現します。

- ファンレスかつ電源内蔵筐体

冷却ファンやHDDなどの回転部品を使っておらず、電源ユニットも本体内に内蔵しているため、ACアダプタの設置場所に困る場所にも設置が可能です。

- OSプリインストール

OSはWindows 11 IoT Enterprise LTSC 2024、又はDebian GNU/Linux 12をプリインストールした2種のモデルをご用意し、用途に合わせて選択可能です。

- RAMディスクで軽快動作

システム起動後にユーザーランドがRAMディスク上に構築され、アプリケーションがメモリ内で高速に動作します。これにより、ディスクI/Oに依存せず、高速な動作を実現します。また、万が一電源断が発生した場合でも、ファイルシステムの損傷を避けることができ、安定した運用が可能です。実行プログラムや設定が少量で済むインフラ系サービスや静的なWEBサービス、監視サービスの稼働に最適です。
さらに、SSDを併用するストレージ併用モードも利用でき、RAMディスクの高速性を維持しながら容量の大きいデータを扱うアプリケーションやサービスの構築が可能です。

- HDMI・DisplayPortのモニタ出力に対応

HDMIとDisplayPortによる画面出力に対応。PCとしての利用はもちろん、デジタルサイネージ等の用途でも使用可能です。


- 選べる大容量ストレージ

ストレージは2TB・1TB・256GBの3タイプから選択可能。動作させるアプリケーションの数や扱うデータ量に応じて選択が可能です。

- 強固なセキュリティでの遠隔操作を実現するAirManage(R)2対応

Linuxでは複数のコンピューターを個別にコマンドで操作する必要がありましたが、『AirManage(R)2』を利用することでWebブラウザから複数台をまとめて、セキュアな通信で設定変更やアップデートを一括実行できます。
※AirManage(R)2はDebian GNU/Linux 搭載モデルのみ利用可

ラインナップ
- Debian OS搭載モデル

製品名:OpenBlocks HX1 Debian GNU/Linux 12搭載 SSD 256GBモデル
型番:OBSHX1/2/D12A/256G

製品名:OpenBlocks HX1 Debian GNU/Linux 12搭載 SSD 1TBモデル
型番:OBSHX1/2/D12A/1T

製品名:OpenBlocks HX1 Debian GNU/Linux 12搭載 SSD 2TBモデル
型番:OBSHX1/2/D12A/2T


- Windows OS搭載モデル

製品名:OpenBlocks HX1 Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024搭載SSD 256GBモデル
型番:OBSHX1/2/W11/L24H2/256G

製品名:OpenBlocks HX1 Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024搭載 SSD 1TBモデル
型番:OBSHX1/2/W11/L24H2/1T

製品名:OpenBlocks HX1 Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024搭載 SSD 2TBモデル
型番:OBSHX1/2/W11/L24H2/2T

参考価格
税抜き¥249,000~
製品仕様



OpenBlocks (R)シリーズ 各製品との比較



出荷開始日
2025年1月中旬
関連URL
- OpenBlocks(R) HX製品情報

https://www.plathome.co.jp/product/openblocks/
- 画像ダウンロードページ(メディア様向け)

https://www.plathome.co.jp/photo-download/hx1/
オンラインセミナー情報
OpenBlocks(R) HX1の販売開始を記念して、OpenBlocks(R)シリーズの現行モデルを徹底解説するオンラインセミナーを実施いたします。
リリースから24年になるOpenBlocks(R)シリーズの歴史を活用事例と一緒に振り返りながら、新モデル『OpenBlocks HX1』の性能や機能をご紹介していきます。

オンラインセミナー情報詳細
https://www.plathome.co.jp/event/241212-oe11/
ぷらっとホームについて
ぷらっとホームはマイクロサーバー・IoTゲートウェイの開発製造メーカーです。1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製サーバーを供給してきました。代表的な製品である超小型Linuxサーバー「OpenBlocks(R)」は、大手通信事業者をはじめ、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、成長しつつあるIoTの分野でもLinuxサーバーをベースとした当社のIoTゲートウェイは主要産業で幅広く利用されています。
本発表に関するお問い合わせ先
・ぷらっとホーム株式会社 セールスマーケティング課
pr@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882

※1 外観・仕様・価格等は予告なく変更する場合があります。
※2 ぷらっとホームおよびPlat'Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
※3 その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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