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JR西日本、新幹線を使った新聞輸送サービスを開始

2024年11月12日 14時35分更新

文● @sumire_kon

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 西日本旅客鉄道(JR西日本)、ジェイアール西日本マルニックス、ジャパンタイムズの3社は11月11日、新幹線を活用した新聞輸送サービスによる連携を同日より開始することを発表した。

新幹線で新聞を即日・速達輸送

 新聞配達に利用する列車は新大阪駅20時37分発の「こだま」869号。輸送区間は新大阪駅から広島駅までの片道で、日曜日と休刊日を除く毎日、段ボール箱に入れた状態で新幹線車内に積載する。

新聞輸送のイメージ

 新幹線を配達網に組み込むことで、ジャパンタイムズは配送のリードタイムを大幅に短縮。配達が1日遅れとなっていた状況を改善し、当日付の新聞を届けることが可能となる見込みだ。

 JR各社は旧国鉄時代を含め、在来線の旅客列車を利用した新聞輸送は複数の実績があるが、新幹線を活用するケースは珍しい。

 3社は今後、新幹線による輸送を他方面にも広く展開し、多くの読者へ迅速に新聞を届けるための環境整備を進める方針だ。

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