キヤノンMJ
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、ビジネスシーンにおける移動時間中の価値向上を目指し、新幹線車内において装着型減音デバイス「Privacy Talk(プライバシートーク)」を活用してオンライン会議を実施する検証を行いました。
装着型減音デバイス「Privacy Talk」
オンライン会議など場所や時間を問わず気軽にコミュニケーションがとれるようになった昨今、移動などの隙間時間を活用した効率的な働き方へのニーズが高まっています。新幹線では周囲への配慮のうえオンライン会議が可能なものの、自身の声が周囲の迷惑にならないか、また周囲に内容を聞かれてしまうのではないかという障壁も発生しています。
キヤノンMJは、ビジネスシーンにおける公共交通機関利用時のニーズを確かめるため、新幹線での移動時のオンライン会議に関する悩みについてアンケート調査(※1)を実施しました。また新幹線車内および駅構内において、装着型減音デバイス「Privacy Talk」を使用した検証を行いました。
「Privacy Talk」は自分の声と周囲の雑音を減音することで、さまざまな場所や環境でストレスフリーなオンラインコミュニケーションをサポートする装着型の減音デバイスです。キヤノンMJは「Privacy Talk」を通じてビジネスシーンにおけるニーズに寄り添い、新たな価値を提供することを目指します。
※1.「アンケート調査概要」に詳細を記載。
移動中のオンライン会議の悩みに関する調査
新幹線での移動中にオンライン会議をしない理由を具体的に確かめるため、アンケート調査を実施したところ(※2)、そもそも移動中にオンライン会議の予定を入れないようにしている人が多いことがわかりました。また自分の声が周囲の迷惑になっていないかを気にする声も多くあったことから、周囲の環境への配慮のためオンライン会議の予定を入れないようにしている人も多いのかもしれません。
また、何があれば新幹線車内でオンライン会議をしたいと思うかという問い(※2)に対しては、「PC作業をしていいブース(個室)」や「自分が話した内容を周囲の人に聞き取られない」、「周囲の雑音がマイクに入らない」という回答が上位を占めており、音声に関する悩みが移動中のオンライン会議の障壁となっていることがわかりました。
※2.「新幹線の移動中にオンライン会議をしますか」という質問に対し「しない」と回答した計592名に対する調査。複数回答可。
東海道新幹線での「Privacy Talk」の利用検証
上記のアンケート調査の結果から、音声への悩みを解決できれば新幹線での移動時にオンライン会議を実施するニーズがあると推測し、キヤノンMJは、東海道新幹線での移動中に「Privacy Talk」を使用した実証実験を行いました。「Privacy Talk」を装着したケースとしていないケースで、周囲への聞こえ方、およびオンライン接続先の聞き取りやすさを比較しました。その結果、周囲に自身の発話内容が聞き取られにくくなること、また車内アナウンスなどの環境音が減音されることでオンライン接続先にはクリアな音で発話内容を伝えられることがわかりました。
〈検証概要〉
内容:Privacy Talk装着の有無により新幹線車内、駅構内におけるオンラインコミュニケーションの快適性に変化があるかを検証
乗車区間:JR東京駅~名古屋駅間
実施場所:S Work車両(※3)内/駅ホーム/駅待合室
検証項目:
1.周囲への聞こえ方を検証するための減音効果確認
2.オンライン接続先への聞こえ方を検証するための雑音軽減効果確認
3.利用環境を検証するためのネットワーク環境・接続確認
〈検証結果〉
・「Privacy Talk」の装着によって自身の声が減音されることで発話の内容が聞きとられにくくなることはもちろん、走行音や車内アナウンスなどの環境音もあり、発話していること自体も周囲に気づかれづらかった
・「Privacy Talk」の装着によってアナウンスや駅構内の環境音が減音され、オンライン接続先にはよりクリアな音声で発話の内容を伝えることが可能になり、双方にとってストレスフリーなオンラインコミュニケーションを実現できた
※3.東海旅客鉄道株式会社が提供する東海道・山陽新幹線のWebミーティングや携帯電話の通話が可能な車両。
今後の取り組みについて
キヤノンMJはビジネスパーソンの移動時間の有効活用を後押しするため、11月30日まで東京駅にて「Privacy Talk」をお試しいただけるキャンペーンを実施します。
〈実施概要〉
キャンペーン名称:EXPRESS WORK-Lounge(※4) (東京駅直上)限定!Privacy Talk貸出
期間:10月1日~11月30日
概要:EXPRESS WORK-Lounge(東京駅直上)にてご希望の方に「Privacy Talk」を貸し出し(※5)
お試しいただいた方にはキヤノンオンラインショップでお得にご購入いただける特別クーポンを配布
※4.EXPRESS WORK-Loungeは東海旅客鉄道株式会社が運営する、東京駅直上ビル内に設置のコワーキングスペース。
※5.「Privacy Talk」の貸し出し、クーポン配布は予告なく終了する可能性がございます。
〈キヤノンMJが目指す顧客体験価値の創造〉
キヤノンMJは今後もビジネスパーソンの移動時間の可能性を広げ、ニューノーマル時代における新たな価値の提供を目指します。「Privacy Talk」を通じてビジネスイノベーションを起こし、新たな顧客体験価値創造に取り組んでいきます。
アンケート調査概要
調査方法:インターネット調査
1.スクリーニング調査
調査名:あなたご自身に関するアンケート
対象者:全国の男女15歳以上
有効サンプル数:10,603名
実施期間:2024年6月12日~2024年6月19日
アンケート項目:(抜粋)
・年代・性別
・業務上、オンライン会議を実施する頻度を教えてください。
・仕事に関わる理由(出張等)で新幹線を利用する頻度を教えてください。
2.本調査
調査名:あなたご自身に関するアンケート
対象者:全国の男女20歳以上
有効サンプル数:1,100名
実施期間:2024年7月12日~2024年7月13日
アンケート項目:(抜粋)
・コロナ前後で、新幹線利用の頻度は変わりましたか?
・新幹線の移動中にオンライン会議をしますか?
・新幹線の移動中にオンライン会議をしない理由として当てはまるものを教えてください。
・何があれば新幹線車内でオンライン会議をしたいと思いますか?
・コロナ前後で、新幹線利用中にオンライン会議を行う頻度は変わりましたか?
「Privacy Talk」について
「Privacy Talk」は、イヤホン・マイク・ファンを搭載した減音効果のある装着型のデバイスです。装着時に発した声を減音し、周囲の雑音を軽減するため、さまざまな場所や環境での快適なオンラインコミュニケーションをサポートします。また換気用ファンの搭載により通気性を確保しており、快適に使用できます。場所を選ばず装着できるスタイリッシュなデザインも実現しました。「オンラインコミュニケーションを、もっと自由に、快適に」という想いの下、キヤノンMJの企業内起業ichikara Lab(イチカララボ)が顧客の声に寄り添いながらコンセプト企画した製品です。
〈想定利用シーン〉
・会話の内容や周囲の雑音が気になる外出先やカフェ・シェアオフィスで
・自分の声が周囲の迷惑になっていないか気になる出社時の自席でのオンライン会議で
・オンライン会議の時間が重なる夫婦での在宅ワークで
・隙間時間を活用して自宅以外の場所から気軽に参加したいオンライン語学レッスンで
Privacy Talk装着イメージ
Privacy Talkブランディングページ:https://personal.canon.jp/product/business-tool/privacytalk/branding
一般の方のお問い合わせ先:キヤノンマーケティングジャパン株式会社 コンスーマ新規ビジネス企画課 03-6719-9712