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年内に2機種を発売

こりゃ大ニュース! あのレグザがゲーミングディスプレー業界へ参入だ

2024年11月07日 10時00分更新

文● 市川/ASCII 編集⚫︎ASCII

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 TVS REGZAは11月7日、レグザ ブランドから新たにゲーミングディスプレーを発売すると発表した。

 これまで高品質なテレビを主力製品として扱ってきた同社だが、「ゲームをするなら断然レグザ!」をテーマに、レグザで培った高画質ノウハウをもとに、新たにゲーミングディスプレー市場に参入。

23.8型の「RM-G245M」

27型の「RM-G276N」

 ラインアップとしては、ボリュームゾーンとなる23.8型フルHDの「RM-G245M」と27型WQHDの「RM-G276N」の2製品を展開。

 実売価格はRM-G245Mが2万5300円前後、RM-G276Nが5万600円前後の見込みで、発売予定はRM-G245Mが11月22日、RM-G276Nが12月下旬だとしている。

高画質ノウハウを活かしたレグザならではのゲーミングディスプレー

 一番の特徴としてはレグザで培った高画質な映像体験・絵作りなどのノウハウをゲーミングディスプレーに取り入れているのだという。

映画やゲーム毎に使い分けられる多数のモードを搭載

 映像表現に注目すると、ゲームごとに用意された4モード+「映画」「スポーツ」「標準」の3モードを搭載。モードを選択するだけで、画質や応答速度を最適に調整してくれるので、ゲームだけでなく映画/スポーツ鑑賞などにもおすすめとなっている。

 ゲーミング面でも、2機種とも色鮮やかで高視野角なFast IPSパネルを搭載し、表現豊かな映像を表現可能。また最大180Hzの高リフレッシュレートと、1ms(GTG)の応答速度に対応し、動きの激しいゲームでも快適にプレー可能だ。

 その他主要スペックとしては、画面アスペクト比が16:9、パネルタイプが非光沢、色域がDCI-P3カバー率>90%、sRGBカバー率99%、コントラスト比1000:1となる。

 さらに発表会で強調されたのは「暗部強調機能」だ。FPSなどのゲームで重要視される暗がりの視認性が向上しているため、ゲーム内でも有利にプレーを進められる。

 インターフェースにはDisplayPort×1とHDMI×2、ステレオミニジャックを装備。本体のスタンドはマイナス5度~プラス15度まで角度調整できるチルト機能を搭載するほか、VESA規格にも対応しているので、利用環境に応じてディスプレーを設置できる。

 製品サイズ/重さは23.8型のRM-G245Mが幅54.2×奥行21.5×高さ44.1cm/約3.5kg、27型のRM-G276Nが幅61.4×奥行21.5×高さ47.3cm/約5.0kg。

 価格はオープンプライス(実売価格はRM-G245Mが2万5300円前後、RM-G276Nが5万600円前後の見込み)。発売予定はRM-G245Mが11月22日、RM-G276Nが12月下旬だとしている。

 同社のゲーミングディスプレーとしてはリモコンが付属していないなど、まだ粗削りな部分もありそうだが、年末商戦に向けて、面白い伏兵が登場した気もする。

TVS REGZAの石橋泰博取締役副社長

 内覧会で登壇した同社の石橋泰博取締役副社長によると、「テレビ離れがある中でも映像を見る機会は増えており、映像の多様化を感じている。それに合わせてゲーミングディスプレー市場に参入することとなった」としている。

 レグザは今後、映像のトータルメーカーを目指すとし、その第一弾となるのがゲーミングディスプレーとなるようだ。今後の続報にも期待したい。

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