JAPANNEXTの開発中モデル&最新注目モデルをまとめて紹介!【前編】
有機ELウルトラワイドに16:18の縦長ディスプレー!ワクワクが止まらないJAPANNEXTの開発中モデルを取材した
提供: 株式会社JAPANNEXT
JAPANNEXTはディスプレー分野において幅広いラインアップを展開しており、廉価なモデルからゲーミング向けのハイスペックなモデル、モバイルディスプレーやアクセサリーまで取り揃えています。
中には法人向けの大型ディスプレーや、ウルトラワイドをはじめとした特殊なアスペクト比のモデルなど、一般的なラインから外れたモデルも取り揃えており、「JAPANNEXTのラインアップを見ればピッタリなディスプレーが見つかる」と言っても過言ではないだろうとすら思えます。
そんな豊富なラインアップを展開しているだけあり、同社は新製品を投入する速度も尋常ではないです。今年6月には、JAPANNEXTの本社にお邪魔して開発中の製品を取材させていただきました。(関連記事:https://ascii.jp/elem/000/004/203/4203689/)
それから半年近く経ち、改めて最新の製品情報が知りたいところ。そこで、再び本社にお邪魔して、開発中のモデルや注目製品についてお聞きしてみました。なお、開発中のディスプレーは、仕様が変更される場合や販売されない場合もあることはご了承ください。
WQHD2枚分の解像度で有機ELパネル採用
49型のハイエンドゲーミングディスプレー
前回の製品取材時と同様に、今回も社長のベッカー・サムエル氏が直々に開発中の製品を説明してくれました。
まず登場したのが、非常に横長なウルトラワイドディスプレー。こちらはアスペクト比16:9の画面が横に2画面ぶん、つまり32:9のディスプレーになります。
サイズは49型で、16:9の27型ディスプレーを横に2枚並べたサイズとのこと。かなりの大型モデルとなっています。左右の幅が大きいウルトラワイドディスプレーは、画面の両端が目の位置から遠くなってしまい、角度がついて見え方が変わってしまうこともあるのですが、このモデルは画面が内側に弧を描く湾曲パネルを採用しているため、端まで色味の変化を気にせず使用できます。
同社の製品では、ウルトラワイドでも21:9のものが多く、このモデルのように32:9は珍しいです。しかしさらに異例なのが、このモデルが有機ELパネルを採用した製品だということです。
これまで同社では、有機ELモデルはモバイルディスプレーに限られてきました。そこに現れたこのモデル。他社との差別化を図るためにあえてウルトラワイドを選んだとのことですが、なかなか大胆な選択と言えます。
解像度はWWQHD、すなわちWQHDを2枚並べた5120×1440ドット。本製品はゲーミング向けのモデルとなっており、リフレッシュレートは144Hzをサポートします。また、有機ELパネルは応答速度が非常に高速であるという特徴があり、本機も応答速度はGTGで0.03msに上るといいます。
144Hzというと、今どきのゲーミングディスプレーではそれほど高い値ではないですが、こうしたウルトラワイドのディスプレーはFPSのようなリフレッシュレートが重要視されるゲームより、RPGやレースゲームのような臨場感重視のゲームで使用される場合が多いので、影響は小さいでしょう。むしろこれだけのスペックだと価格が上がりそうなので、それを抑える意味では144Hzでいいのかも。
背面のインターフェースは、USB搭載でKVM機能に対応するほか、有線LANポートも搭載しています。デスクトップPCに加え、ノートPCをUSB Type-Cでつなぐことで、大画面で作業しながらマウスとキーボードは2台のPCで共有でき、ネット接続も安定した有線接続が可能というわけです。
5W×2というディスプレー内蔵としては大きめの出力ワット数を誇るスピーカーも搭載。有機ELならではの鮮やかでクッキリした映像を、いろいろな使い方で活かせるモデルになりそうですね。