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グーグル「Android 16」来夏までに配信へ 新型「Pixel」発表も前倒しか

2024年11月01日 18時05分更新

文● @sumire_kon

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 グーグルは10月31日、「Android」の次期メジャーアップデートとなる「Android 16」を、2025年第2四半期(4-6月期)にリリースすることを明らかにした。これまでの第3四半期(7-9月期)より前倒しすることで、より多くのデバイスがAndroid 16を早期に利用可能になるとしている。

デバイスのリリーススケジュールにあわせた変更

 同社によると、Android 16ではメジャーアップデートとマイナーアップデートを1回ずつ、あわせて年2回の大型アップデートを予定している。全体のスケジュールは以下のとおりだ。

第2四半期(4-6月期):メジャーアップデート(Android 16リリース)

第4四半期(10-12月期):マイナーアップデート(機能更新や最適化など)

※ 第1四半期と第3四半期は、品質維持を目的とした小規模なアップデートを提供

グーグルが発表したスケジュール

 SDK(ソフトウェア開発キット)も上記のスケジュールにあわせてリリースされ、第2四半期の主要リリースでは、アプリの動作に影響を与えるレベルの変更と新しい開発者向けAPIを導入予定。

 第4四半期は機能の更新や最適化、バグ修正、新しい開発者APIの導入を予定しているが、アプリに影響を与える動作の変更はない。

 グーグルによると、一連の変更はエコシステム全体のデバイス発売スケジュールにあわせたもの。例年、Androidデバイスでは「Google Pixel」シリーズがもっとも早く最新版のOSを搭載するため、2025年は同シリーズの発売時期が変わる可能性もありそうだ。

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