エレコムは11月1日、ハイクラス・ゲーミングデバイス「ELECOM GAMING V custom」シリーズの新作「VK720ALシリーズ」を発表した。価格は税込32,980円となる。
VK720ALシリーズは、キースイッチに磁気式を採用し、最短0.1mmというわずかな感知でキー入力のON/OFFが可能だ。このスイッチは、リニア型BOXタイプ軸で、ガタつきを抑え滑らかな押し心地を実現している。押下圧はスタート30g、底打ち50gとし、一般的な赤軸よりも初動が軽いポイントが特徴だ。また、アクチュエーションポイントとリセットポイントが押し込み位置に応じて変化するため、従来のメカニカルキーボードより速い操作が可能であり、ゲームプレイでの最適なポジショニングとストッピングを提供するとしている。
また、「VK720AL」のサイズは75%とコンパクトで、TKL(テンキーレスキーボード)よりもさらに省スペース設計になっている。マウス操作時にスペースを確保しやすく、プログラマブルダイヤルを搭載することで音量調整も可能だ。また、普段使いでも快適に使える配置を維持し、スペースバーの配列を好みに応じてカスタマイズできるオプションも提供している。
キーボードには1,677万色のRGBライティング機能があり、視覚的な魅力を提供するだけでなく、ゲームの没入体験を向上させるという。これに加えて、専用の設定ソフト「EG Tool」を活用することで、ライティングのパターンや速度、色を細かく調整し、カスタム設定をキーボード本体に記憶できる機能もある。
さらに、「ELECOM Magnetic S.P.S Engine」を搭載し、Speed(速度)、Precision(精度)、Stability(安定性)を強化したキー入力が可能だ。カラーは、ブラックモデル(TK-VK720ALBK)とホワイトモデル(TK-VK720ALWH)の二色が用意されている。