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令和6年度関東地方発明表彰「発明奨励賞」を受賞

IWI
2024年11月01日

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IWI

本発明により開発したEoM Core 管理画面 -複合的なパケットフロー監視が可能

株式会社インテリジェント ウェイブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川上 晃司、以下:IWI)は、公益社団法人発明協会が主催する令和6年度関東地方発明表彰において、日本放送協会(以下:NHK)と共同で特許を取得した「パケットフロー監視装置」(特許登録第7348797号)で、「発明奨励賞」を受賞しました。

【地方発明表彰について】
地方発明表彰は、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に、優れた発明を実施した技術者や研究開発者を顕彰するものです。全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)に分け行われています。


令和6年度関東地方発明表彰 受賞一覧(公益社団法人発明協会)


【受賞内容】
発明名称:パケットフロー監視装置
特許番号:第7348797号

本発明は、テレビ放送などの映像伝送において、通信の流れをリアルタイムに監視するIPモニタリングソリューション「EoM Core」に関する発明です。


放送業界では、インターネットプロトコル(IP)を用いた放送システムへの移行が進んでおり、大量のデータを効率的に伝送することが可能になっています。その一方で、大量のデータが通信網を過度に占有することで、映像品質に影響を与える可能性や、設定ミスなどにより映像が正しく送信されないという問題が発生する可能性があります。


「EoM Core」は映像や音声といった配信データに関する通信を監視します。さらに、PTP(高精度時刻同期規格)やIGMP(マルチキャスト通信規格)といった制御関連の通信まで監視するため、映像伝送に問題が生じた場合に、原因を詳細に追求することが可能となります。国内の大手放送関連企業と海外の公共放送局を中心に導入されています。


「EoM Core」の詳細については以下のページをご覧ください。
EoM Core 製品ページ


放送システムのIP化の進行に伴い、放送の品質管理の重要性は高まっています。放送局や、コンサート等の大きなデジタル表示機器、音響機器を提供するProAV業界においても、品質管理のための通信のリアルタイム監視に対するニーズが増加しています。IWIは「EoM Core」の提供を通じ、国内外の放送業界におけるIP伝送の品質維持を引き続き支援していきます。


【株式会社インテリジェント ウェイブ(IWI)について】
IWIは、1984年の創立以来、24 時間365 日止まらない決済を実現する仕組みや、カードの不正利用を検知する仕組みを開発するなど、安心安全なキャッシュレス社会に貢献してきました。また、決済や金融領域で培った高速・大容量のデータ通信や分析技術をもとに、情報セキュリティ分野や放送分野にも事業を展開しており、近年はAIをはじめとする先端技術を活用したソリューションの開発にも取り組んでいます。
IWIは、「IT基盤の提供により社会の仕組みを支える」というミッションのもと、あらゆる業界課題と社会課題の解決に挑戦します。


【本件に関するお問合せ先】
株式会社インテリジェント ウェイブ
経営管理本部 広報室
E-mail: pr_info@iwi.co.jp

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