ある日アスキー編集部の若手ドリブル松永から、自作PCを組みたいと相談を受けた。ドリブル松永はまったくの自作初心者、というよりはこれまでWindowsを搭載するマシンにほぼ触れてこなかったため、パソコン自体についてもそこまで詳しくない。
ドリブル松永が自作パソコンを組みたい理由は、『ソードアート・オンライン』(SAO)の新作をパソコン版で遊びたい、快適に動画編集をしたい、パソコンについて勉強したいというものだ。
そこで私がオススメしたのが、サードウェーブが展開するPC専門店のドスパラが毎月開催している「自作パソコン組立イベント」だ。前回はドスパラ秋葉原本店でスタッフ松岡氏にアドバイスをもらいながら、パソコンの構成を決めるところを紹介した。今回は、当日を迎えた自作パソコン組立イベントの様子についてレポートする。
なお、今回は秋葉原にてイベントに参加したが、自作パソコン組立イベントは毎月各地のドスパラで実施している。実施店舗はコチラで確認できるので、気になる人はチェックしてみてほしい。
作業はあくまで参加者が行ない、スタッフは説明とサポートに徹する
通常は店舗内のスペースで行なわれるが、今回の会場は、一般の方はほぼ行くことがないであろうサードウェーブ本社の会議室。
秋葉原本店には店舗内に適切なスペースがないため、店舗近くの本社で行なわれるとのこと。会場に行くと、ドリブル松永が購入したパーツ一式がすでにまとめて置いてあり、さらにプチプチが養生テープで止めて机に敷いてあった。
今回自作の先生として登場したのは、ドスパラ秋葉原本店スタッフの松岡氏と登坂氏。登坂氏は、「パソコン組立代行」サービスの紹介のときも登場してくれたスタッフさんで、松岡氏、登坂氏どちらも組立代行の作業の実施をしている、自作のエキスパートだ。
今回参加していたのはドリブル松永のほか、親子が2組と、青年が1人の計4組。松岡氏が2組、登坂氏が2組という割り振りで担当することになっていた。