警察庁は10月25日、公式Xアカウントで「【SNSなどで求人情報を探している方へ】」と題する内容を投稿。2024年8月以降に発生したいわゆる「闇バイト」関連の事件について、具体的な事例や特徴などを紹介し、注意喚起した。
【SNSなどで求人情報を探している方へ】
— 警察庁 (@NPA_KOHO) October 25, 2024
本年8月以降、相次いで発生している凶悪な強盗事件について、具体的な事例や特徴等をまとめました。参考にしていただき、この種の求人には応募しないようにしてください。#警察#強盗#犯罪#求人#高額#高収入#即日#運び#送迎#ホワイト#簡単pic.twitter.com/bd5ADjG5iO
「即日」「高額」「ホワイト案件」などに要注意
警察庁によると、SNS上で通常のアルバイトに見せかけて犯罪実行者を募集する「闇バイト」の手口には、以下のような特徴があるという。
・「高額」「即日即金」「ホワイト案件」など、楽なこと、簡単なこと、高収入であることを強調する
・「Signal」「Telegram」など、匿名性の高い連絡アプリに誘導し、個人情報を送らせた上で脅迫する
具体的には「ドライバー」「送迎」「荷物を運ぶ仕事」といった表現が多く、金銭については「即日即金」のほか、「お金配りますよ」といった文言もみられるとしている。
警察庁はこういった求人を見かけても応募しないよう呼びかけるだけでなく、リプライ機能を利用して当該ポストに対し、個別に警告も実施。2024年4月1日からはAIを活用したリプライ警告システムも導入しているという。