マイクロソフトは10月24日、「Windows 11」(24H2)向けの更新プログラム「KB5044384」(OSビルド26100.2161)を公開した。ディスククリーンアップの空き容量表示の不具合など、複数の問題の修正が含まれている。
主な修正内容は以下のとおり。
・ディスククリーンアップアプリの空き容量推定値の精度の問題
・win32kbase.sysが、必要のないライブカーネルデバッグ ファイルを作成する問題
・特定のアプリを実行すると、UIの一部が表示されない問題
・シャットダウン中に停止エラーが発生する問題
・「sfc /scannow」コマンド実行時にエラーが発生する問題
・ウェブサインインで画面が応答しなくなる問題
・接続中のスキャナーが検出されない問題
・特定のウィンドウを切り替えると、一部の PC で画面が数秒間黒くなる問題
ディスククリーンアップアプリの精度の問題は、同アプリの使用後、ストレージ上に数GBの不明な領域が表示されるというもの。原因はアプリ側の表示のミスで、今回のアップデートにより修正された。
ほかにも「Copilotキー」のカスタマイズやゲームパッドの新レイアウトの導入、Wi-Fiパスワードダイアログのデザイン変更など、新機能や既存機能の変更が含まれる。なお、一部の新機能は段階的な展開となり、すぐに利用できない場合があるため注意したい。