マイクロソフトは10月22日、Windows Insiderプログラムのユーザー向けに、Snapdragon搭載のCopilot+ PCで利用可能な画像超解像機能のプレビュー版をリリースした。
AIを活用し、元の画像サイズから最大8倍まで拡大、高画質化することを可能とする。Snapdragon内蔵のニューラルプロセシングユニット(NPU)を使い、サーバーと通信することなく、PC単独での処理を実現しているという。Windows 11のPhotosアプリの一機能として提供され、処理にかかる時間は数秒程度だ。
そのほか、画像内のテキスト認識(OCR)機能も追加。文書、メモ、スクリーンショットなどからテキストを抽出することが可能で、160以上の言語に対応しているという。
一連の新機能は、Windows 11の「2024.11100.17007.0」以降で利用可能。
10月22日時点では、新機能のテスト版を正式版公開前に配信するWindows 11 Insiderチャネルでの配信のため、業務、プライベートを問わず、メインマシンへのインストールは正式版公開まで待つのがおすすめだ。