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大容量ストレージでもう容量逼迫の心配はいらない

ゲーマー向けNVMe SSD「WD_BLACK SN850X」に8TBモデル登場! 比類なき大容量に感動すら覚えた

2024年10月31日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●北村/ASCII

提供: テックウインド

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高速大容量化が実現できる8TBモデル登場

 PCIe 4.0対応のNVMe SSDとしては、最速クラス性能を誇るウエスタンデジタルの「WD_BLACK SN850X」。ゲーミングユーザーに人気の高いこのシリーズは、これまで1TB、2TB、4TBの3モデルが発売されていて、シーケンシャルリードは最大7300MB/秒、シーケンシャルライトは最大6600MB/秒(1TBモデルは6300MB/秒)だった。

 そんなWD_BLACK SN850Xに8TBモデルが登場。シーケンシャルリードは最大7200MB/秒と若干落ちたが、ランダム書き込みがこれまでの1100K IOPS(1秒間に読み書きできる回数)から1200K IOPSへとアップしており、実用性は高くなっている。

 従来モデル同様、PlayStation 5(PS5)の拡張ストレージとして利用できるヒートシンク付きのモデルも用意されており、用途に合わせて購入できる。今回は、ヒートシンクなしモデルをお借りしたので、そちらで検証していく。

両面に自社製NANDチップ搭載

「WD_BLACK SN850X」のパッケージ

 まずは、WD_BLACK SN850Xの特長について紹介しよう。本製品は先述のとおりPCIe 4.0対応のM.2接続NVMe SSDで、シーケンシャルリードは最大7200MB/秒、シーケンシャルライトは最大6600MB/秒、ランダムリード/ライトはともに1200K IOPSとなっている。

 NANDチップは自社製のTLC 3D NANDを採用し、片面に2チップずつ搭載されている。コントローラーも自社製で、キャッシュ用のDRAMを搭載。Windows用のアプリ「Western Digital Dashboard」を導入すれば、ステータスを監視できるほか、ゲームモード2.0を有効にすることで、よりパフォーマンスアップが期待できる。

表面には、製品名が記載されたシールが貼られている

シールを剥がしたところ。NANDチップは1つ2TBの容量でDRAMとコントローラーチップも見える

裏面にもNANDチップが搭載されている

NANDチップはSanDiskの刻印

コントローラーチップにもSanDiskの刻印があり自社製だ。下のチップはDRAM

Windows用のアプリ「Western Digital Dashboard」が公開されており、導入すればステータスの確認やゲームモード2.0の設定などができる

ゲームモード2.0を自動にすると、設定したフォルダーのゲームが対象となり、自動で有効になる

 耐久性は4800TBWで1TBが600TBWなので、しっかり8倍容量分増えている。保証期間は5年で最大耐久性限度とどちらか早い方が有効となっている。

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