GitHubは、GitHubのセルフホステッド版であるGitHub Enterprise Serverにおいて、インスタンスの不正アクセスを可能にする不具合を解消する脆弱性に対応するセキュリティアップデートをリリースした。
GitHub Enterprise Serverの脆弱性を利用すると、攻撃者はSAML認証をバイパスし、ユーザーの不正なプロビジョニングやインスタンスへのアクセス許可される可能性がある。暗号署名に対して不適切な検証が行なわれてしまうこの脆弱性は「CVE-2024-9487」として追跡されており、CVSスコアも最大10.0のうち9.5と緊急度は高い。対象の製品を運用している管理者は、影響を確認して速やかにアップデートすることが推奨されている。