メールソフトThunderbirdの開発チームは9月30日、「Thunderbird for Android」のベータテスト開始を発表した。アプリはGoogle Playからダウンロード可能だ。
PCでお馴染みのメールソフトがAndroidに登場
ThunderbirdはPC向けにオープンソースで開発されているメールソフト。Windows、macOS、Linuxの3大デスクトップOSに対応した無料ソフトということもあり、2003年の登場から20年以上が経過した2024年時点でも根強い人気を誇っている。
今回リリースされたのは、そんなThunderbirdのAndroid版。9月30日時点ではバグフィックスなどを目的としたベータ版の段階で、一般向けの正式版リリースは10月第4週を予定している。
アプリはメールの送受信や新着通知、複数アカウントの切替といった基本的な機能に対応するほか、オープンソースのAndroid用メールアプリ「K-9 Mail」からのデータ移行も可能。デスクトップ版Thunderbirdからのデータ移行はできないが、開発チームは今後のビルドで対応予定としている。
なお、ベータ版のアプリは未知の重大なバグが潜んでいることもあるため、メインの端末やアカウントでの使用はおすすめしない。