9月27日に実施された自民党総裁選の開票結果が明らかになり、石破茂氏が新たな自民党総裁に選出された。
岸田文雄首相の後継を決める今回の総裁選には、過去最多となる9人の候補者が立候補し、激戦が繰り広げられた。
投票は、国会議員票367票と党員票368票の合計735票で争われた。13時から党本部8階のホールで国会議員により投票し、26日までに締め切られた党員票と合わせて開票された。
1回目の投票結果は午後2時20分頃に発表されたが、いずれの候補者も過半数を獲得できなかったため、高市早苗氏と石破茂氏による決選投票が実施された。投票を終え、石破茂氏が新たな自民党総裁に選出された。
この後、18時から新総裁記者会見を実施する。新総裁は、10月2週目頃に召集される臨時国会で首相指名選挙に臨み、新内閣を発足させる見通し。