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英国の主要駅にサイバー攻撃、公共Wi-Fiが停止する事態に 報道

2024年09月27日 14時05分更新

文● G. Raymond 編集●ASCII

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 現地時間9月25日、英国の主要な鉄道駅で大規模なサイバー攻撃が発生し、公共Wi-Fiサービスが停止する事態となった。ガーディアンAP通信などが報じている。攻撃はロンドンなどの19の主要駅に影響を及ぼし、翌日までWi-Fiサービスがオフラインのままとなった。

 影響を受けた駅には、ロンドンのユーストン駅、キングスクロス駅、ビクトリア駅、ウォータールー駅を含む10の主要駅のほか、マンチェスター・ピカデリー駅、バーミンガム・ニューストリート駅、リバプール・ライムストリート駅、エディンバラ・ウェーバリー駅、グラスゴー・セントラル駅などが含まれる。

 マンチェスター・イブニング・ニュースによれば、乗客がWi-Fiサービスに接続しようとすると、「We love you, Europe(ヨーロッパよ、愛しています)」というタイトルのページにリダイレクトされ、イスラム嫌悪的な内容や、英国内外で発生したテロ事件に関する言及が表示されたという。

 英国の鉄道インフラ管理会社Network Railはこれをサイバーセキュリティ事案として対応し、影響を受けた全駅でWi-Fiサービスを停止した。Wi-Fiサービスの提供元であるTelent社は、Network Railや他の関係者と協力して調査を進めていると発表している

 

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