スマートウォッチ界の定番モデルがついに次世代に進化！

24時間健康管理に本格ゴルフウォッチの機能も！半端ない新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」レビュー

2024年10月03日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII　編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

3Dコースマップやグリーンエッジまでの距離測定など、ゴルフ機能が大進化！
ジョギングやトレランなど、ワークアウト関連は広く充実

　HUAWEI WATCH GTシリーズでは、前モデルの「HUAWEI WATCH GT 4」で、なんと無料アップデートで本格的なゴルフウォッチとしての機能が追加。特にゴルフ好きには「えっ、ホントかよ!?」と驚きが走り、製品の注目度もこのタイミングで大きくアップしたようだ。

　HUAWEI WATCH GT 5 Proでもそのゴルフ機能はもちろん継続されていて、さらに大きく進化している。

　まず、ハードウェア面での進化が、新開発の「ヒマワリ型アンテナ」を採用した高精度GPSの搭載。ゴルフのショットの参考にする以上、一般的なスポーツ以上に精度の高さが求められるのは当然のこと。

ヒマワリ型アンテナにより、ウォッチの角度を問わずに電波をつかみやすくなった

　ところが、このヒマワリ型アンテナの搭載により、前モデルに比べて約20％の精度が向上しており、より正確な現在地の把握と距離測定が可能になった。ただ、いくらデータが正確でも、見にくければ効果は半減だ。その点、HUAWEI WATCH GT 5 Proは高精細ディスプレー上のキレイなフォントで一瞬で確認できる快適さを持っており、その点でも一般的なゴルフ専用ウォッチにはない魅力だと言える。

　また、HUAWEI WATCH GT 5 Proのゴルフ機能では、日本国内の99％以上をカバーする2300以上のゴルフコースに対応。それと同時に、英国、フランス、シンガポール、タイなど10ヵ国のゴルフ場にも対応しており、海外旅行時にラウンドを楽しむ際にも利用できるのはうれしい点。

　ゴルフ場でのプレイ中にコースマップなどを確認できる機能も進化している。グリーンやハザードの位置などがわかるコース全景図は3D表示になり、グリーンまでの距離はグリーンの手前／中心／奥で区別されるなど、より正確な距離測定にも対応した。また、グリーンの方向や傾斜の具合を表示してくれる。

グリーンまでの距離、バンカーの位置など正確に示してくれる

特にグリーンについては、単純なピンまでの距離だけでなく、グリーン手前と奥までの距離も表示される

　これにより、グリーンエッジから転がしてピンそばに、とショットのイメージを描いた際にも、適切な方向やクラブを選択するのに役立つ。この部分は前モデルでもゴルフファンから要望が強かった部分だけに、非常に大きい進化と言える。

グリーンの傾斜もヒートマップで表示

　もちろん、他のワークアウトと同様、ゴルフプレイ中の歩数や心拍数、消費カロリー、心拍数ゾーンなどのデータをリアルタイムで確認可能だ。運動の効果を実感しやすく、モチベーションの維持にも役立つ。ゴルフスコア結果の詳細な表示と詳細な健康管理分析データは、プレイ後に公式アプリ「HUAWEI Health」（Android／iOSに対応）からも確認できる。

　HUAWEI WATCH GT 5 Proは、他のファーウェイ製ウェアラブル端末と同じく、多種多様なワークアウト機能が充実している点は、ゴルフウォッチとは明らかに一線を画する部分だろう。

ゴルフ以外のワークアウト機能に強みを持つのはスマートウォッチとしての実績を積み重ねてきた「HUAWEI WATCH GT」シリーズならでは

今回登場した3モデルのゴルフ機能一覧。グリーンの傾斜の表示機能などが違いとなっている

　具体的には100種類以上のワークアウトに対応しており、継続時間や消費カロリー、心拍数の変化などを記録。特にランニングは強化されており、ウォッチ単体でのフォーム測定に対応。また、今回話題になりそうなのが、今人気のトレイルランニングのモード追加。ルートを外れた際のアナウンスや予想完走タイムのリアルタイム表示なども可能で、大会に参加するわけではなくても、個人でのチャレンジでも大いに役立つはず。