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リコー、3800人分の顧客情報流出か 2600人分の社員情報も

2024年09月25日 14時55分更新

文● @sumire_kon

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 リコージャパンは9月24日、同社が業務を委託する「倉業サービス」のサーバーが不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染。顧客情報(約3800人分)および社員情報(約2600人分)が流出した可能性があると発表した。

委託先企業のサーバーがランサムウェアに感染

 流出した可能性のある情報と本件の経緯は以下のとおり。

■流出した可能性がある情報

・顧客情報:3841件(会社名、部署名、住所、電話番号、担当者名)

・社員情報:2603名分

■経緯

・9月12日:倉業サービスでシステム障害が発生
・9月19日:倉業サービスが中間委託業者(国内のリコーグループ企業)に対し、不正アクセスを受けた可能性について報告
・9月20日:リコージャパンが情報を入手

 倉業サービスがリコージャパンから受託していたのは、ノベルティー発送業務と一部の社員向け物品発送業務。顧客向けとしては「NetRICOHキャンペーン」や「お客様アンケート」などが該当する。

 9月24日現在、情報の流出や件数はあくまで可能性の段階であり、確定ではない。倉業サービスでは実際の情報流出の有無を調査しており、詳細が判明次第、リコージャパンから改めて発表するとしている。

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