アイ・オー・データ機器は9月25日、新サービス「NarSuSクラウドバックアップ」を発表した。このサービスは、同社が販売するNASブランド「LANDISK」のデータをクラウドへバックアップすることを可能にするもの。
「NarSuSクラウドバックアップ」は、近年の自然災害の増加に伴い、企業のデータバックアップの重要性が高まっている中、特に遠隔地へのバックアップが困難な中小企業に有用なサービスとして開発された。このサービスは国産クラウドを採用し、日本国内法に準拠した運用を行うことで、高い安全性とデータ主権の確保を実現している。
さらに、同社が提供することで、オンプレミスからクラウドまでのデータ保存を一元管理できるため、ユーザーは一つの窓口でサポートを受けられる。また、簡単な操作でバックアップ設定が完結するため、クラウド利用が初めての方でも安心して利用できるという。
サービスには複数のライセンスラインアップがあり、容量と期間に応じて選べる。例えば、1TB/3年のライセンスは106,700円、3TB/5年のライセンスは506,880円で提供される。
保守・管理会社にとっても利便性が高く、遠隔地からの設定が可能となることで、機器の設置場所に訪問する作業を削減し、保守業務の効率化を実現できる。