Googleは9月20日、デバイス間でパスキーを簡単に使用できるようにするアップデートを実施した。
これまでは、パスキーを保存できるのはAndroidのGoogleパスワード マネージャーのみで、パスキーを他のデバイスで使用するには、Androidデバイスを使用してQRコードをスキャンする必要があった。
アップデートでは、Windows、macOS、Linux、AndroidからGoogleパスワード マネージャーにパスキーを保存可能。保存すると、デバイス間で自動的に同期されるため、指紋をスキャンするだけで簡単にサインインできる。
なお、同社はパスキーを作成し、デバイス間で保存したパスキーにアクセスできるようにするため、新しいGoogleパスワード マネージャー PINを導入。このPINにより、パスキーがエンドツーエンドで暗号化され、Googleを含め、誰もアクセスできなくなる仕様だという。