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iPhone 16徹底特集 最新チップA18搭載でAI対応! Apple Watch/AirPodsも 第44回

iPadOS 18配信開始、待望の「計算機」が追加

2024年09月17日 13時10分更新

文● Ykm/s 編集●ASCII

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 アップルは9月17日、iPadOSの最新バージョン「iPadiOS 18」の配信を開始した。 

 iPad OS 18は、iPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)、iPad Air(M2)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第7世代以降)、iPad mini(第5世代以降)で利用できる。

 新たにユニークな機能の「計算機」や、機能強化した「手書きメモ」などが利用できるほか、米国では10月からM1以降の機種であればパーソナルインテリジェンスシステムのApple Intelligenceが導入される(日本での対応は2025年予定)。

容量は13インチ iPad Air(M2)の場合、3.89GB

 注目の計算機アプリは、ユーザーが数式をタイプ入力や手書き入力すると、瞬時に数式の答えが自分の手書きのように表示される。数式を解くことができるほか、新しい履歴機能や単位換算ができる基本計算機と関数電卓を利用できる。メモアプリから計算メモにアクセスできるほか、ほかのどのメモでもすべての計算機能を使うことが可能。

数式をタイプ入力または手書きで記述すると答えが自分の手書きのように表示される

 手書きメモに追加されたスマートスクリプトは、ユーザーは手書きテキストを編集したり、タイプ入力したテキストを自分の手書きでペーストでき、手書きでもタイプ入力と同じくらい簡単かつ柔軟に編集できる。

手書きにもかかわらずタイプ入力した文字と同様に編集が可能

 ホーム画面のカスタマイズの自由度はさらに高くなり、アプリのアイコンやウィジェットを空いているどのスペースにも置くことができ、壁紙をフレーム内に配置するなども可能になった。アプリのアイコンもサイズや明るさ、色合い調整など見た目を変更できる。

 「コントロールセンター」も再設計され、よく使うコントロールはグループ化してすばやくアクセスできるようになったほか、新しいControls APIにより他社製アプリのコントロールをコントロールセンターに追加できるようになる。

アプリのアイコンをカスタマイズ

 「写真アプリ」はこれまでで最大というアップデートが施された。コンテンツをアルバムに整理しなくてもテーマごとにブラウズでき、写真アプリは機械学習を活用して自動的にライブラリを整理する。

ユーザーはコンテンツをアルバムに整理しなくても、テーマごとにブラウズできる

 「メッセージ アプリ」のTapback機能は再設計され、絵文字やステッカー、アニメーションによるテキストのエフェクトなど新しいテキストのエフェクトや書式オプションが追加。さらにメッセージをあとで送信するようスケジュールできる機能も加わった。

メッセージの送信日時を指定できるようになった

 このほか、新たなプライバシーコントロールにより自分のアプリを見ることができる人や連絡先の共有方法などの設定が充実。ユーザーはアプリのロックや非表示も可能となり、ロック・非表示としたアプリのコンテンツは検索外となるほか通知にも表示されなくなる。

 アプリにのタブバーはコンテンツ上にフローティング形式で配置され、画面が広く表示されるようになった。また、書類ブラウザもアップデートされ、Pages、Numbers、Keynote、Swift Playgroundsなどのアプリで見やすく使いやすくなっている。

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