このページの本文へ

陰謀論をネタにしてたらいろいろ予言してしまった伝説のカードゲーム 「イルミナティカード 日本語版」復刻発売

2024年09月13日 17時15分更新

文● Ykm/s 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 飛鳥新社は9月12日、カードゲーム「イルミナティ ニューワールドオーダー 日本語版」を復刻発売すると発表した。予約受け付けを開始し、年末頃の発売となる。

 イルミナティ ニューワールドオーダー(通称、イルミナティカード)は1994年に米国で発売されたカードゲーム。プレイヤーは9種類のイルミナティカードからひとつを選択し、世界を裏から支配するための権力構造を発展・強化させ、社会を操りながら敵対勢力に終末的な打撃を与え、世界征服を目論むという内容。プレー人数は2〜6人。

 絶版となっていた商品だが、今回新たに版元の米STEVE JACKSON GAMES社と契約を締結して日本語訳で復刻発売が決定した。

カード例。「テロリストの核攻撃」カードではツインタワーが火に包まれているほか、世界的パンデミックを連想するカードもある

 ゲームに登場するカードは、イルミナティや組織、攻撃手段カードなど陰謀論に登場するものが多く(現実に存在するグループも多い)、いわゆる陰謀論者をネタにしたゲーム。カルトな人気があったが、1994年の発売後に発生した世界的な事件を予言するかのようなカードがある点も話題となった。

引いたカードを並べて自らの勢力とし、プロットカードを用いて力を増強させる(こちらの「ペンタゴン」カードも火災が起きていて9.11テロを連想させる)

 なお、イルミナティにはいくつかバージョンがあるが、今回発売となるのは「ILLUMINATI New World Order -FACTORY SET-」の日本語版(増補セット「ASSASSINS」のカードは含まれない)。

 カード全450枚に加えてゲームルールブック、箔押し豪華BOXのパッケージで提供され、価格は1万3200円。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ